【台湾】アニメ「それいけ!アンパンマン」11月から台湾放送開始 アジア展開本格化

このエントリーをはてなブックマークに追加
1コロッケそばφ ★
日本テレビ放送網は、台湾の子供向け専門チャンネルMOMO親子台が、
11月5日よりテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の放映を開始したと発表した。
『それいけ!アンパンマン』は、やなせたかしさん原作の幼児向けのマンガをトムス・エンタテインメントが
アニメ化した人気シリーズである。1988年10月以来およそ20年にわたり、日本テレビ系で放映されている。
2009年にはその放映エピソード数は、1000話を超える見込みのロングラン作品である。

今回の台湾での放映開始は、日本テレビが台湾のマイティー・メディア(MIGHTY MEDIA CO.,LTD.)と
テレビ放送権等のライセンスで合意したことによるものである。
放映は毎週月曜日から金曜日の18時半から19時、これに再放送として22時から22時半のリピートも加わる。
平日の子供達のテレビ視聴時間の真ん中に、『それいけ!アンパンマン』毎日登場するかたちとなる。

マイティー・メディアは台湾の有力アニメ関連企業で、『NARUTO』や『ケロロ軍曹』、『プリキュア』など、
日本の人気アニメを数多く取り扱っている。また、台湾だけでなくアジアの広い地域でビジネスを行っている。
今回のマイティー・メディアのライセンス地域も、中国、韓国、香港を除く全アジア地域となっており、
今後は広い地域での「アンパンマン」の展開を目指す。 
日本テレビはこれまでにテレビアニメ『DEATH NOTE』でも、マイティー・メディアにアジア地域の放送権、
DVD化権、商品化権を販売しており、同社とのビジネスのつながりは深い。今回も信頼出来るパートナーと、
アジア地域での展開を一気に拡大する構えである。

『それいけ!アンパンマン』は、国内の有数の人気キャラクターとして、テレビや映画、出版物のほか
様々な商品やキャラクターを展開している。しかし、同じ幼児・児童向けのキャラクター
『ポケットモンスター』や『ドラえもん』と較べると海外展開は遅れている。
台湾でのテレビ放映開始は放映ビジネスだけでなく、日本と同様にアジア地域のでも
キャラクターライセンス事業を広げたいという考えもあるだろう。日本のアニメキャラクターのなかでも、
最もターゲット年齢が低い作品のひとつである『それいけ!アンパンマン』が
アジア地域でどのように受け入れられるかが注目となりそうだ。

それいけ!アンパンマン 公式サイト http://anpanman.jp/
日本テレビ放送網 http://www.ntv.co.jp/

MIGHTY MEDIA CO.,LTD http://www.mightymedia.com.tw/
MOMO親子台 http://www.momokids.com.tw/

animeanime.jp
http://animeanime.jp/biz/archives/2008/11/11_5.html