エムゲームジャパンは,誰でもオンラインゲーム運営ができるサービス「OPS」を発表し,
ティザーサイトをオープンした。
OPSは,Open Publishing Systemの略で,各自(パートナー)のサイトでオンラインゲームコンテンツを
提供できる仕組みのことである。詳細はよく分からない部分もあるのだが,エムゲームポータルで
提供されている各種ゲームを,パートナーサイトで利用できるようにするものと思われる。
エムゲームポータルには,「LOST ONLINE REBIRTH」や「伝承の絆 〜熱血江湖オンライン〜」など
MMORPGだけで6種類(サービス予定の「ルナティア」を入れると7種類),FPSやアクションゲーム,
フラッシュゲームが57本,対戦ゲームflapa!やパチンコなども取り揃えられている。
こういったコンテンツを,見た目上はパートナーサイト上のコンテンツとして見える形で提供し,
パートナーサイトからゲームをプレイしているユーザーが課金アイテムなどを購入すると,売り上げの
10〜20%をパートナーに支払うといったビジネスモデルだ。
かなり豊富に取り揃えられたエムゲームポータルのゲームと課金決済システムを有効に利用して,
同時にプレイヤーの窓口を広げることができる。OPSサービスの提供に対して,パートナー側の
負担はなく,アフィリエイトなどに続く新しい収入源を提供する。どちらにとっても損のないシステムと
いえるだろう。
現在はティザーサイトの開設のみで,本サービスは2009年1月から始まる予定となっている。
基本的にゲーム情報サイトなどを想定したビジネスとなる模様だが,一般的な個人サイトなどでも
利用は可能なようだ。ゲームパブリッシングの新しい形として注目したい。
4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/041/G004177/20081106032/ OPS -Open Publishing System-
http://corp.mgame.jp/ops/