上野駅近くの「ゆうメンタルクリニック」が同クリニックのサイトで公開しているコンテンツ
「マンガでわかる心療内科」が人気を集めている。
漫画は、「適応障害」「不眠」「ED」などのお題について、同クリニックの臨床心理士「療先生」と
受付・ナース担当の「あすな」がギャグを織り交ぜながら解説し、最後には必ず「メンタルへ」と
オチを付けて展開するもの。脚本の面白さをはじめ、漫画絵のクオリティーが高く面白いという
書き込みがブログなどに見られる。
「ウェブサイトへのアクセス数は1日約1万PVだったが、漫画を使ってからアクセスが多い日で
約40万PVまで跳ね上がることもあった。自分でも驚いている」と同クリニック院長の「ゆうきゆう」さん。
ゆうきさんは東京大学医学部卒業後、同大学病院の精神科に勤務し、今年同クリニックを開院。
「ココロの救急箱」「プチ・ストレスが晴れる本」など約50冊を執筆する傍ら、発行部数12万弱の
メールマガジンも運用、ミクシィのコミュニティーには約7,000人の会員がいるなどファンも多い
精神科医。
心療内科の認知にマンガを使った理由について、ゆうきさんは「何より自分自身、マンガが
大好きだから。特に、ほとんどの方にとってブラックボックスである精神科・心療内科について、
もっとも分かりやすく読みやすい形は何かと考え、今の形に落ちついた」と話す。「クリニックとは
全く関係なく、漫画を見てくださる方が多いのはそれだけで表現者として大きな喜び」とも。
連日カウンセリングの予約が一杯になる日が続くが、「患者さんが良くなってきて良かったと
話してくれるのが大きなモチベーション。漫画に登場する『療先生』と『あすな』のモデルは
実在するか秘密。あなたの目で確かめてほしい」(ゆうきさん)。
診療時間は10時〜12時、14時〜19時。火曜休診、金曜は午前のみ休診。
上野経済新聞
http://ueno.keizai.biz/headline/222/ http://ueno.keizai.biz/img/headline/1225369542_photo.jpg ゆうメンタルクリニック
http://yucl.net/