カプコンが、明日10月30日に満を持して発売するPS3/Xbox 360用ACT『グランド・セフト・オートIV
(以下、GTA IV)』。その発売前夜祭が、東京の「渋谷CLUB HARLEM」で開催された。
『グランド・セフト・オートIV』は、主人公の“ニコ”が「リバティーシティ」を舞台に活躍するクライム
アクションゲーム。プレイヤーは、東欧から街へやってきた“ニコ”を操作して、金や地位がものをいう
裏社会を生き抜いていく。濃密な世界観、「リバティー」の名にふさわしい自由度の高さ、そして
多彩なアクションなどをさまざまな要素が楽しめる。
イベントが始まると、ローカライズプロデューサー・大原晋作氏がステージに姿を見せた。
「北米より半年遅れですが、いよいよ明日、日本語版の『GTA IV』が発売されます。ロックスター社さんの
協力もあって、年内発売目標のソフトを、10月に発売できることとなりました。とてもうれしいです」と
心境を語った大原氏。氏は、海外でも大ヒットを記録している本作を、国内のユーザーにも楽しんで
もらえることを非常に喜んでいるようだ。「PS3、Xbox 360のソフトの中でも最高峰のゲームが
『GTA IV』です。いろいろなスタイルを凝縮して詰め込んでいる大人のエンターテイメントに
仕上がっているので、ぜひ楽しんでもらえればと思います」とコメントしていた。
続いて登壇したのは、ニューヨークのラジオ局「HOT 97」の人気コーナー「Throwback at Noon」で
ホストを務めるDJ・Mister Cee。DJ・Ceeは、ゲームの中で放送されるHip-Hop radio station
「102.7 The Beat」に出演しているということで、今回ゲストとして招待されたという。彼はマイクを
持つなり、「子どもの時からプレイしていたゲームに自分が出られるなんて、ロックスターに
感謝しているよ!」と大興奮。ゲームの魅力を聞かれると「このソフトは、リアルなニューヨークを
伝えるために、作りこまれていることを強調したいね」と語った。最後に、DJ・Ceeは「ゲームファン、
ヒップホップファン。このゲームをプレイして後悔することはないぜ!」と熱いコメントを寄せて、
ステージを後にした。
ここで、『GTA IV』の開発会社・Rockstar Gamesの創立者にして社長のサム・ハウザー氏が登場した。
ハウザー氏は、「本作のような内容、深さのゲームを作るには、長い時間と情熱を必要とした。
海外同様に、日本のファンに受け入れられるとうれしい」とあいさつ。またハウザー氏は、子どもの
ころから多くの日本製ゲームを遊んできたと明かし、それらが現在の制作活動に多大な影響を
及ぼしていると語った。最後は、「このままだと、ずっと語ってしまうので、ここで終わらせてもらうよ(笑)。
日本で発売できるのは、カプコンの協力があったから。ありがとう!」とお礼を述べて、イベントは
終了となった。
電撃オンライン
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