全国最大規模の「ミニSLフェスタ・イン・フクチヤマ2008」(同フェスタ実行委主催)が
25日、福知山市の御霊公園、広小路通りで開幕した。
ミニSLや新幹線など94両が全国から集まり、訪れた親子連れらが乗って
小さな鉄道の旅を楽しんでいる。
フェスタは今年で9回目になる。行政、地元商店街、鉄道関係機関・グループなど
22団体が実行委員会を組織して準備。鉄道のまち・福知山をアピールする一大イベントとして定着し、
この日を心待ちにしている人も多い。
公園内の駅を拠点に設けた1周700メートルの周回コース沿いには、渓谷模型やブリキのトンネル、
トラス橋、警報音も鳴る踏切などが置かれ、午前10時から乗車会がスタート。
順番待ちをする親子連れらが、世界最大のSLといわれるビッグボーイや往年の名機の
C62、D51などがけん引する台車にまたがり、歓声を上げている。縮尺10分の1程度ながら、
実物同様にボイラーで石炭をたき、煙を上げながら走る姿は見応えがあり、
熱心に写真撮影をする鉄道ファンも多くみられた。
午後からは乗車会のほか、設定速度との近似度や駅での停止位置の正確さを競うコンテストがあった。
フェスタは2日間で、26日も乗車会やウオークラリー、商店街のイベントがある。
正午からは、府立工業高生が製作した空気圧で走るミニSLのエアトレインの実演走行が行われる。
乗車会の整理券は午前9時30分から先着2000人に配布する。
無料駐車場は由良川河川敷運動広場、三段池公園駐車場で、無料シャトルバスを出している。
雨天決行。
両丹日日新聞
http://www.ryoutan.co.jp/news/2008/10/25/004303.html http://www.ryoutan.co.jp/news/2008/10/1025minisl.jpg