大手エンターテインメント企業・エイベックスと映像制作会社・手塚プロダクションがタッグを組み、
新プロジェクト「ravex(レイベックス)」から、鉄腕アトムを進化させた新キャラクター「ラトム」を
誕生させることが19日、明らかになった。
まずは同プロジェクトからリリースするアルバムにオリジナルアニメーションとして収録されるが、
今後はさまざまな展開が繰り広げられるもようだ。
設立20周年のエイベックスと手塚治虫さん生誕80周年を迎えた手塚プロが手を組んで、
新しい“科学の子”が生まれることになった。その名は「ラトム」。
新プロジェクトの名前「ravex」の“r”と、手塚プロが生んだ“ATOM(アトム)”が合体してできた名前だ。
ravexとは「ダンスミュージックとJ-POPの新しい融合」をテーマに誕生したエイベックスの新プロジェクト。
モンド・グロッソの大沢伸一(41)、ファンタスティック・プラスティック・マシーンの田中知之(42)、
m-floの☆Taku Takahashi(34)がプロデュースチームを結成し楽曲を制作。
22日から配信されるモンキーマジックの「1 more night」などを手掛けている。
今回は、プロジェクトに手塚プロが加わり、ビジュアルを全面的に手掛け、音楽と映像のコラボを展開する。
その象徴が「ラトム」だ。09年3月に「ravex」から発売されるアルバムに付くDVDに、
手塚プロ制作のオリジナルアニメーションが収録される。誕生のエピソードも描かれるという。
現時点で「ラトム」のビジュアルなどはベールに包まれているが、
異色のタッグを組むことになった故手塚治虫氏の長男で同プロ取締役の手塚眞氏は
「ここから新しい手塚ワールドを発信したい」と、新たな“化学反応”に期待。
「ラトム」を含め、多くのコラボが期待される。
まずは、24日に都内で開催されるこの3人による初のライブで、演出の画像に手塚キャラが登場する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000005-dal-ent