任天堂公式サイトにて、「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」の開発スタッフに
岩田聡社長がインタビューした記事が掲載されています。本製品はWiiやニンテンドーDSを
カンタンにネットワークに接続するためのルーターですが、ゲーム以外での「社長が訊く」
は異例で、ネットへの接続率を上げたいという任天堂の思いが伝わってきます。
「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」を担当したのはネットワーク開発部。
そもそものきっかけはバッファローと共同開発した「Wi-Fi USBコネクタ」だったそうです。
これはネットワークに接続されたPCのUSB端子に接続することで、カンタンにWiiやDSを
ネットワークに繋げるというものですが、「WiiConnect24」など常時接続が前提になると、
PCが起動しておく必要があることがネックになってきます。
そこで再びバッファローからの企画提案のもと、常時接続にも適したルーターとして
開発されたのが「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」だということです。
ネットワークへの接続は上級者でも苦戦することが多いのですが、誰でもカンタンに
繋げられるように、工夫と多くの試行錯誤があったそうです。ネットワーク環境を
自動的に認識して接続してくれるとのことで、かなりハードルは下がりそうです。
無論、全ての環境で100%とはいかないようですが、その場合も平易なウィザードに
沿っていけば設定が可能だということです。
加えて、セキュリティ面でも工夫がされていて、複数のセキュリティレベルを設定できるため、
Wiiを接続する場合にも、セキュリティレベルが総体的に低いDSに合わせる必要がなく、
安心して利用することができるということです。
「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」は9月18よりオンライン販売が行われていて、
一部店舗でも販売が開始される予定です。
iNSIDE
http://www.inside-games.jp/news/316/31686.html 社長が訊く「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」
http://wifi.nintendo.co.jp/wap/interview/index.html