【鉄道】線路は続くよ 脈々と JR関西線 島ケ原駅
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それでも、鉄道村はあきらめていない。「博物館を開けないか」。
国鉄に42年間勤めた島ケ原観光協会長の田増治雄さん(76)らは、こんな案を練っている。
国鉄時代の切符の出札箱、駅で使っていた火鉢やベンチ、列車の行き先表示板……。
元国鉄マンが手元に保管する懐かしい品々は、鉄道ファンや昔を知る人らの関心を引くはず。
開業当時のまま残る島ケ原駅に展示し、関西線で見に来てもらおうという計画だ。
観光ガイドも始めた。島ケ原は周辺諸国の大名が参勤交代に使った大和街道の宿場町だった。
旧本陣、関所跡、奈良・東大寺の別院として創建されたという観菩提(かんぼだい)寺、
松尾芭蕉が尻もちをついたと伝わる「芭蕉の尻もち坂」など名所は多い。
駅のホームには、しまがはら郷づくり公社が運営する温泉施設の案内看板も立てた。
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ガソリン高騰や環境への関心の高まりのせいか、今夏のJR西日本の利用客(新幹線・特急・急行)
は前年並みを維持。関西線の未電化区間でも帰省客や観光客らで満員になる日があった。
夕暮れ時。大阪府吹田市の事務職員田中麻里さん(21)が、温泉を楽しんで島ケ原駅に戻ってきた。
青春18きっぷの旅。ホームの看板に誘われて下車したという。
「鉄道の時代が来たと思う。疲れないし、目的地まで時間通り連れて行ってくれる」
傍らで聞いていた田増さんのほおが緩んだ。
鉄っちゃんの聞きかじり〈トンネルに「幕引きさん」〉
JR関西線の加太(かぶと)駅(三重県亀山市)と柘植(つげ)駅(同県伊賀市)の間にある
加太トンネル(930メートル)では、1970年代初めに蒸気機関車が廃止されるまで、
「幕引きさん」と呼ばれる人が働いていた。蒸気機関車がトンネル内に入ると、鉄棒に張った
布幕(幅4メートル、高さ5メートル)をトンネルの入り口に下ろすのが仕事だった。
ここは「加太越え」と呼ばれた難所で、柘植駅側に向かって1キロごとに25メートル上る急な坂。
蒸気機関車は時速20キロ前後しか出せず、トンネル内に煙が充満して乗務員や客を巻き込んでしまう。
そこで考案されたのが、幕を下ろし、走り去っていく列車との間の気圧を下げて煙を後ろへ流す
仕組みだった。冬の夜は寒さで機関車のパワーが上がらず、登坂に失敗することも。
煙に巻かれながらズルズルと後退し、幕を突き破って戻ってきてしまうこともあったという。
探索コース
島ケ原の特産の一つに耐火粘土がある。戦前は軍需工場向けに貨車で積み出された。
伊賀焼の原料としても使われ、駅から徒歩15分の普門窯(0595・59・2012)では
見学や制作体験ができる。予約が必要。11月30日には街道筋の名所を回る「大和街道ウオーク」
が開催される。問い合わせは島ケ原観光協会駅前案内所(0595・59・3020)へ。
3 :
なまえないよぉ〜:2008/10/04(土) 21:10:40 ID:ciKlyi/z
電化するよりディーゼルのままのほうが鉄道マニアを呼べるんじゃね?
4 :
なまえないよぉ〜:2008/10/04(土) 22:27:19 ID:nRtz4y7b
関西線のディーゼルはバス乗ってる気になって風情が無い
5 :
なまえないよぉ〜:2008/10/04(土) 22:31:19 ID:XC9fwwQP
× JR関西線の前身は、関西鉄道
○ JR関西線の前身は、日本国有鉄道関西本線
6 :
なまえないよぉ〜:2008/10/04(土) 23:20:53 ID:ptTSvljb
7 :
なまえないよぉ〜:2008/10/04(土) 23:36:36 ID:DYNWMwyM
大垣米原の乗り換えが癪だから応援する。
8 :
なまえないよぉ〜:2008/10/05(日) 00:00:13 ID:8sS9S+c1
電化したところでローカルダイヤじゃ人は乗らんだろ。
9 :
なまえないよぉ〜:2008/10/05(日) 00:11:39 ID:bsr2G0ok
貨物ダイヤが満杯です。
複線電化で第2東海道本線へ格上げしてくれ。
東京〜名古屋は中央本線経由で。
10 :
なまえないよぉ〜:
大廻りで通過したことあるよん