【漫画】インタビュー マンガ家・唐沢なをきの軌跡 - オレのギャグマンガ道

このエントリーをはてなブックマークに追加
1コロッケそばφ ★
――以前、お話をうかがったときに幼いころから、とにかくたくさん絵を描いてらしたということでしたが……。
「実家が薬局だったもので、薬局のロゴの入ったボールペンと書き損じの大学ノートがいっぱい余ってたんですね。
そのノートの余白にボールペンでマンガを描いたというのが始まりで、とにかく普通の子どもたちがするような
遊びはほとんどしないで、家に閉じこもってマンガばっかり描いてましたね」

――お描きになったものは、どなたかにお見せになっていましたか?
「ウチの兄が先にマンガを描いていて(お兄さんは、現在、評論家として活躍中の唐沢俊一氏)、
自分もそれをマネしてマンガを描き始めたんですが、しばらくは兄弟の間で、お互いに描いて見せ合っていた
という感じですね。早いうちに兄は飽きちゃって、それから一方的にオレが描いて見せる感じになってましたが」

――それが、高校時代まで、ずっと続くと……。
「そうなんですね。大学ノートにボールペンで、というのが小学校に上がる前から始まって、三、四年生ぐらいから
本格的に分厚い大学ノートにストーリーに沿ったギャグマンガを描くようになって、それが延々、
高校の三年生ぐらいまでずっとボールペンで(笑)。終いには、大学ノートが50冊から60冊ぐらいたまりました」

――そのころ、どなたかの影響を受けてらしたんですか?
「子どものころから、赤塚不二夫先生の大ファンでしたから、とにかくギャグマンガ一本ヤリという感じで。
もちろん、藤子先生も手塚先生も石ノ森先生も読んでいて、愛読者であり、自分のマンガの血になり肉には
なっていたんですけど、やっぱり、基調になっているのは、ダントツで赤塚先生でしたね」

――当時の唐沢少年の頭の中身を円グラフで表すとすると……。
「半分ぐらい怪獣で、残りの3分の2が赤塚先生だったかな。残りが『鉄人28号』。逆に言いますと、それ以外の
ことにほとんど興味のない子どもでしたね(笑)。普通はそこら辺で走り回ってたり、草野球をやったりとか、
自動車に興味をもったりするじゃないですか。すごい狭い子どもだったんですね、オレ。世界が閉じてしまって、
なんかあんまり健康じゃなかった(笑)」

――そして高校生になると、同人誌活動を始められるんですね。
「はい。高校三年生の卒業ぎりぎりまで、大学ノートにボールペンを続けてたんですけれども(笑)、
そのころ、澎湃として世の中に巻き起こったのが、『宇宙戦艦ヤマト』に始まるアニメブーム
だったんですよ。札幌って、草の根的なアニメのファンサークルの立ち上がりがたくさんあったんですね」

――お兄さんが『宇宙戦艦ヤマト』のファン活動をなさってらしたというのは、有名なお話ですが……。
「ウチの兄に引っ張られるような形で、わたしもそういうサークル活動に参加しまして。ただ昔は、
『宇宙戦艦ヤマト』のファンサークルとはいっても、それをとっかかりにして創作系の活動を
みんなでしようじゃないかとがんばってたんで。それじゃ、オレも本格的に描いてみようかな、と」

――そういった活動をされていた方の中には、後に作家になった方もいらしたんですか?
「ええ。今と違って、地方のコミックの即売イベントってかわいいものだったんですよ。デパートの催事場の
一角をちょっとだけ借りて、机をいくつか並べて、みんなが作った同人誌を売り買いする。そういうささやかな
イベントだったんですけど、その中でも後にいろいろ名前が出る、あさりよしとお先生であるとか、
島本和彦先生であるとか、そういう結構大変な方々と机を並べて売ってたんですよ」

――そのイベントは、すごい高確率でプロを輩出したことになりますね。
「それで、今まで絵空事だったプロのマンガ家の世界が、一挙に地続きになったというか、今そこで同人誌を
売っていたあいつらがプロになれるんだったら、もしかしたらオレもなれるかも、みたいなね(笑)」

(続きは記事を参照)

マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/06/karasawa/
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/06/karasawa/images/01.jpg
唐沢なをきオフィシャルウェブサイト「からまん」
http://www.nawosan.com/
2なまえないよぉ〜:2008/08/06(水) 22:39:28 ID:mWBgGvSg
しかし濃い兄弟だな
3なまえないよぉ〜:2008/08/06(水) 22:50:17 ID:mWBgGvSg
カスミ伝ナツカシス
4なまえないよぉ〜:2008/08/06(水) 22:54:00 ID:FEtZrfKc
週刊アスキーの電脳ナオさんはいい加減藤子Fや手塚サイドに訴えられないのかw
5なまえないよぉ〜:2008/08/06(水) 22:54:40 ID:zxs4kuaE
マイコミかよ。チッ
6なまえないよぉ〜:2008/08/06(水) 22:55:49 ID:N506Mm84
まだインタビュー受けるほどの巨匠っじゃないだろ
7なまえないよぉ〜:2008/08/07(木) 00:08:22 ID:ljei+6AQ
>>4
単行本が出なくなったなあ電脳なをさん
まあ抗議じゃなくて売れないからなんだろうけど
8なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 00:31:42 ID:4J13Go6q
時事ネタがメインだしちょっときつそうだよなー
9なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 10:53:34 ID:CjmZPSIa
>>6
「まだ」って将来巨匠になると思っているんだよね、君は。
ツンですか。
10なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 11:04:58 ID:mdX2ITqT
ホンホンホンホンホンホン
11なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 14:14:19 ID:M3DN2q7J
あんな下品なマンガばっかり描いてるのにアシスタントは女性ばっかりなんだよな
12なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 16:34:34 ID:vJIvZalM
兄貴の話はしないほうがいいの?
13睦月 ◆JANUTXo1z2 :2008/08/08(金) 16:40:40 ID:dKLC3qFQ
よく考えたら道庁正門の向かいにある唐沢薬局って毎日新聞の札幌支社があるビルだな
14なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 17:31:31 ID:C6yJMXXH
>>7
「スティーブ・ジョブス編」があるじゃないか
15なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 17:36:45 ID:gEV6jFNr
吾妻ひでおと似たような、ネタをぎっしり詰め込めこんでないと不安になるタイプに思える。
16なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 18:11:36 ID:xDjIetYl
いまや版画はかなりの腕前らしい
17なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 18:29:35 ID:KbCacpAj
白米に海苔の佃煮で絵描いた人か
18なまえないよぉ〜:2008/08/08(金) 20:33:05 ID:32g0/ZYj
「必殺山本るり子」が好きです
19なまえないよぉ〜:2008/08/09(土) 11:07:57 ID:Voq49pdT
痩せたよなぁ
それにしても子供作らんのかこの兄弟は。
20なまえないよぉ〜:2008/08/09(土) 12:09:57 ID:DeSaecY+
好き嫌い分かれるタイプだし、駄作も多いとは思うが
ギャグ一筋で20年枯れずに続いているのは本当に凄いと思う。
21なまえないよぉ〜:2008/08/09(土) 12:56:16 ID:W3BnCXnO
>>7
電脳なをさんは面白いが、時事ネタだけに廃れるのが早いわ
22なまえないよぉ〜:2008/08/12(火) 21:53:28 ID:ai42sLEz
今では「電脳」の時事ネタはIT史を振り返る格好の取っ掛かりになりつつある
23なまえないよぉ〜:2008/08/13(水) 23:33:59 ID:nEQNxFtE
最近しか知らない奴が単行本を読んだら「唐沢はアンチマカーだ」と決めつけられるかも。
「会社はgdgdだしすぐ止まる機械なのは十分分かってるよ。それでもかわいいから
いいんじゃー」って感覚は今のAPPLEしか知らない人には分からないだろな。
24なまえないよぉ〜
ねぐら☆なお