【イベント】「かみちゅ!展 〜尾道に見るアニメの原風景〜」 尾道商店街で8/8より開催─ 御袖天満宮境内にて上映会も

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561なまえないよぉ〜
2008年8月23日 午後6時。

祀「おっす、小百合ちゃん」
小「(ピコピコ)・・・こんばんは、おばさん」
祀「んふふふ、いい度胸してるわね・・・」
小「・・・・・(ピコピコ)」
章「こら、人と挨拶する時ぐらい携帯はやめろ」
小「はーい、おとーさん」

光「あれ?あの子・・・」
祀「驚いた?みこと章吉くんの長女。ゆりえにそっくりでしょう」

午後7時。
心配されていた雨は降らず、境内は人でいっぱいになった。
上映会開始まで1時間。ゆりえの熱烈なファンの方々が撮影した映像が上映され、
そのユニークな内容に、会場内は大いに沸いていた。

小百合ちゃんは境内の隅にちょこんと座り、黙々と携帯を続けている。
私達が中学生だった頃には無かった文化だ。

午後7時50分。
いよいよ10分前ということで、映像が主題歌とプロモーション映像のリピートに切り替わる。
映像に映るのは、毎日が眩しい刺激に満ちていた、中学生の頃の私達。
そして、懐かしいゆりえの姿。

小「あれが中学生の頃の神様?何だか今でもあんまり変わらないね」

午後8時。
上映会開始前、父はいきなり司会者の指名を受けて、開会の挨拶をすることになった。

そして上映が始まった。
ゆりえの唐突な発言。信じていない光恵、神様と聞いてにじり寄る私。
そう、すべてはこの日から始まった。

小「・・・あれ?照れてるの?神様でも自分の映像見るの恥ずかしいんだ」

上映会は走馬灯のよう過ぎ、ついにクライマックスを迎えた。
ゆりえが積み重ねてきた小さな善意が結実した、バレンタインのエピソード。

小「神様、この後、書道の彼とはどうなったの?」

光「ねえ、あの子、誰と話してるの?」
祀「まさか・・・ね」

祀「ねえ小百合ちゃん、誰と話してるの?」
小「あ、祀おばさん、神様がね、直接おばさんと話したいって」
祀「神様?・・・ゆりえ・・・なの?」
小(ゆ)「ごめん、ちょっと体、借りるね」

午後9時半30分。
上映会が終わった直後のことだった。



以上で8/23に行われた御袖天満宮での上映会のレポートは終了です。
長々と3回にも渡り、失礼しました。