【DTM】プロがなぜ、二次創作を願うのか――Gacktが歌い、三浦建太郎が描く「がくっぽいど」

ミュージシャンGacktさんの声で、思い通りの歌声が出せる――このような歌声合成ソフト
「がくっぽいど」を、株式会社インターネットが7月末に発売する。

また、パッケージのキャラクターを、「ベルセルク」などで知られる漫画家、三浦建太郎さんが
手がけたことでも話題になっている。三浦氏はイラストを無償提供したといい、キャラクターの
二次利用についても非商用かつ個人利用であれば構わないという。

プロのミュージシャンと漫画家がそれぞれ素材を提供しているにもかかわらず、がくっぽいどを
使って作った楽曲やキャラクター作品をユーザーが自由に公開できるというのは異例と言っていい。
がくっぽいどはどのようにして生まれたのか。また、なぜキャラクターの二次利用が可能になったのか。
開発経緯を同社代表取締役社長の村上昇氏に聞いた。

■ 難航したイラスト制作

がくっぽいどを開発しようと思ったのは、「VOCALOID2で作られた男性の声のボーカロイドがなかった。
本格的なボーカルツールとして使えるものがあったらいいのではないか」と考えたためだという。
クリプトンでは声優の声を使ったボーカロイドを開発しており、異なるジャンルを築くために、
本物のミュージシャンの声を使いたいと考えた。

ただし、歌声を誰でも勝手に作れてしまうソフトに、歌手の協力を得ることは難しい。インターネットは
付き合いのあったドワンゴと相談する中で、 Gacktさんであればこの企画に理解を示してくれるのでは
ないかと考えた。Gacktさんはそれまでもドワンゴで着うたや着ボイスなどを配信しており、ドワンゴとは
親しい関係にあった。

Gacktさんは初音ミクについても知っており、がくっぽいどの話についても興味を示したことから、
がくっぽいどの開発が始まった。

がくっぽいどは当初、6月中旬の発売を目指して進められていた。しかし、「用意していたイラストの
方向性に対してGacktさんの納得が得られなかった」（村上氏）ため、新たなイラストレーターの選定を始めた。
Gacktさんとコラボレートして面白いクリエーターは誰かと考え、三浦建太郎さんがいいのではないか
という話になった。Gacktさんが「ベルセルク」を好きだったことに加え、三浦さんがニコニコ動画の
ファンだったからだ。三浦さんは連載雑誌の奥付などに、よくニコニコ動画のネタを書いていた。

特に三浦さんにつてがあるわけでもない。けれども、イラスト決定までの納期は2週間となっていた。
そこで「ダメもとで」（村上氏）、ニコニコ動画の再生中に流れる「時報」を使って、三浦さんに連絡を求めた。

CNET Japan（一部略）
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20376132,00.htm
続き >>2

■ 「ニコニコ動画の世界には無償で参加したい」

これに対して、「ベルセルク」を連載している白泉社のヤングアニマル編集部から連絡があった。
「スケジュールが空いていない上に、締め切りが急すぎるので、多分無理だが、一応三浦先生に
伝えるので企画書を下さいと言われた」（村上氏）。4ページ程度の企画書を送ったところ、
三浦さんが興味を持っているようなので詳しい話を聞きたいという返答があり、村上氏はヤング
アニマル編集部に説明に行った。すると、そこにはすでに、三浦さんの描いたラフスケッチがあった。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20376119,00.htm

「ニコニコ動画という、素人が自分の作品を発表して評価される場所ができたことが素晴らしいと
三浦先生が個人的にとても喜んでいること、普通はほとんどこういった仕事は受けないが、
今回の件は受けると言っている、と告げられた」（村上氏）

ただし、そこには条件が3つあった。「ニコニコ動画はユーザーが無償で作品を発表している場だから、
自分もその世界に参加するときは無償で作品を提供したい。そして自分が作ったキャラクターは
ユーザーが自由に二次利用できるようにしてほしい。また、今回は仕事の報酬は受け取らない
――と言われた」（村上氏）

それからは毎日のように、三浦さんから、いろいろなラフスケッチがFAXで届いた。「ヤングアニマル
編集部からは何度も『これでほぼ確定です』といって新しいラフスケッチを受け取るが、翌日になると、
三浦先生から全く新しいラフスケッチが届いた」（村上氏）

イラストはすべて、ハリウッド映画を海外で撮影中のGacktさんにメールで送られた。Gacktさんからの
要望は、「あまり僕のイメージを意識しすぎず、三浦さんの世界観で描いて欲しい。ただ、目だけは
僕にして欲しい」ということだけだった。最終的に、キャラクター「神威がくぽ」が決まった。
神威はGacktさんのフルネーム「Camui Gackt」の漢字名「神威楽斗」から取ったものだ。

■ 「音に触れる楽しみを感じて」

神威がくぽは、「楽刀（がくとう）」という楽器の武器を持つ。楽器を武器として持たせたのも、
三浦さんのアイデアだ。

「楽器を持たせて欲しいとの製作者からの要望があり、神威がくぽが持つ刀を〔楽刀・美振〕
（がくとう・みぶり）と設定することを提案した。その刀にある紋様は音を発すると考え、持ち主
〔神威がくぽ〕が美しく相手に振り下ろすことにより、相手の体にあるビート感を刺激し、相手を
感化したり、仲間と共に音楽を楽しんだりする楽器だと設定した。この設定で神威がくぽに
武器を持たせることの抵抗感をなくした」（三浦さん）

三浦さんは、ユーザーがイラストを描きやすいようにすることにこだわった。FAXで送られた
ラフスケッチの横には、毎回ユーザーが描きやすいかどうかを気にするコメントが書かれていた。

このため、がくっぽいどのキャラクター使用ガイドラインには、「非商用に限り個人、または
同人サークル等が本キャラクター、並びに本キャラクターの二次創作物を公開、配布することを
許諾します。ただし、有固体、立体物、衣装は除きます」と明言されている。

今回のがくっぽいどについて、三浦さんは「Gacktさんとのコラボレーションという思いもよらない
楽しい機会を与えていただき、製作者の皆様に感謝している。なによりも、いちニコニコユーザーとして
参加できたことが嬉しい」とコメントしている。

また、Gacktさんも「クオリティーの高いモノを作りたいという気持ちがあったし、実際にかなり
レベルの高いモノができ上がって嬉しいよ。僕のファンだけでなく、ひとりでも多くの人に使って
もらいたいよね。“音を作る”ということに意味があるからさ。きっと満足のいくクオリティーだと思うし、
音に触れる楽しみを感じてもらいたい」とのコメントを寄せている。

アッー！

> 「時報」を使って、三浦さんに連絡を求めた
え・・・

整形がばれて自殺したんじゃないの？

7月末じゃあ夏コミには間に合わんなー。残念ｗ

なんか顎顎するね

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　　　　　　 人　 Ｙ
　　　　　　し （＿）

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　　（＿入_|

>>4
え・・・
ってなんだ？ｗｗｗｗ

えーとつまり

コスはあうあう

って事？

よし、俺もGacktみたいなスタイリッシュなオタクを目指すわ

まずは植毛かな

ミクは結局オタクの世界でしか盛り上がらず
そこから飛び出す事は出来なかったが
がくっぽいどは世間への認知等、過去のボカロとは
違う広がりを見せる事が出来るかな？

これなんてしょおんみく

装飾多すぎてイラスト描きにくいって絵師が嘆いてたが

三浦氏の暑苦しい絵柄じゃないのがちょっと物足りないと思っていたが
素人でもマネしやすいように考えてのことだったんだな。
こりゃ一人儲けようと目論むインターネットの動きが注目されそうだな。

>>それからは毎日のように、三浦さんから、いろいろなラフスケッチがFAXで届いた。
>>「ヤングアニマル編集部からは何度も『これでほぼ確定です』といって新しいラフスケッチを受け取るが、
>>翌日になると、三浦先生から全く新しいラフスケッチが届いた」（村上氏）

頼むからベルセルクの休載を抑えてください

>>15
そんなこといったら先生が過労死しちゃうｗ

>>7
ｼｬｼｬｼｬｼｬｼｬ

キャラ微妙すぎる

Gacktって人は有名な人なのですか？

決して一発屋ではない
けどもう音楽の世界では過去の人である。


まあたとえ一発屋でも印税のおかげで業界にいられるなんてこともあるわけなので
まったく活動してないわけではない。

<<毎日新聞、1999年から2008年に渡りヘンタイ記事をサイトに掲載>>
<<謝罪後ヘンタイ記事を再び掲載、２ｃｈに指摘され光の速さで記事を消す>>

<<一日２０万アクセスを誇るサイト（毎日談）、映画バベルの女子高生のモデルもこの記事からか？>>
<<現在もヘンタイ記事の悪を認めず（英語ではそういうニュアンスのことを主張）>>

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214632663/
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214630364/l100
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214528483/l100
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1214375128/l100

頼むから、私が生きてる間にベルセルクを完結させてください・・・

>>それからは毎日のように、三浦さんから、いろいろなラフスケッチがFAXで届いた。
>>「ヤングアニマル編集部からは何度も『これでほぼ確定です』といって新しいラフスケッチを受け取るが、
>>翌日になると、三浦先生から全く新しいラフスケッチが届いた」（村上氏）


三浦本人も、ベルセルク以外の仕事をしたい欲求が高そうだ

経緯はともかく早く作品を聞いてみたい

これでGacktのあえぎ声が作れるな

>>6
コピー誌なら余裕だよ

ところで、これがなぜ萌えニュース？(´･ω･｀)

疑問に思うくらいならWikiくらい読め

ウラケンの好感度がまた上がった

これがプロの本気--三浦建太郎さんの「がくっぽいど」スケッチ画を独占入手:ニュース
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20376119,00.htm

ここに試作画がいっぱいあるけど
この段階だとけっこう三浦先生っぽい絵もあるんだよな
なんで最終的にあんな優男っぽくなったんだろうか

こんなことしてねーでさっさとベルセルク進めろや

>>28
声に出して３回読んだけど分からんかった。
もういいおれ寝る(´･ω･｀)

>>27
この板は「萌え」ニュース板ってあるけど、
実際は「オタク」ニュース板って言い換えたほうがいい（板長の方針かな）

アニメ・漫画ネタだけでなく、鉄道ネタでも立てる人がいるし、
まれにPCパーツで立てる人もいる
記事にちょっとでもオタクネタが含まれているだけで立てられちゃう

このネタの場合、ニコニコ動画ネタだし、漫画家の話題だし
初音ミク関連のマスコットの話題でもある
立てられないのがおかしい

要はここはかなり守備範囲が広いということ

ベルセルクとセスタスが無い時はほんとうにひどいので
何とかして欲しいアニマル
ユリア2本立てとか訳わかんねーよｗ

ホーリーランドとセスタスとベルセルクさえあれば他の連載は必要ない
ホーリーランド続編希望！

>>33
言ってる意見そのものには賛成だが
ボーカロイドをニコニコ動画ネタというのはいただけない。
がくぽといいミクといい。あれはＤＴＭ板向けです。キャラを従属としての考えだが。
まだニコ厨全員が簡単に使えるシロモノではないです。
キャラとして考える場合、発売元で運営しているピアプロのうｐされてる絵の多さを見ると
どう考えてもそれだけでも広がってるようにも見えてます。

>>36の続き
用はボカロネタ一つとっても広いし、広いがゆえにニコニコ動画と一緒にされるのをイヤな人もいるのです。

ちょっと熱くなりすぎた反省する。

>>11
「アッコにおまかせ」が大々的に取り上げるんじゃね？
好意的に。

>>11
よく言われるのだがそれはキャラとしての話で
ＤＴＭとしてはよっぽどの堅物な人でないかぎりかなり浸透してる
といっても年に1000本売れればヒットという業界であったのでそう多い人がいるてこともない。
それでもＤＴＭの重要拡大に貢献したインパクトはかなり強いものがある。
がくぽは萌え声に遠慮していた年配で昔シンセサイザーやＭＩＤＩを使いこなして人に受けます。
ミクの時とは違う系列の曲が出だす可能性は高い。
萌えキャラ好きのオタクたちとは全く違う世界です。

キャラだけでミクを見るとミクに勝てるアニメもそう多くないです。
それを無理に一般向けする必要もないので
オタクだけの世界で活躍も販売戦略的に悪くないと思う。

>>38
昔、和田アキ子が素人がテレビで唄う企画に批判したので
素人が唄ったり作詩作曲するの話は番組的に配慮したと思われる。
その配慮がヲタ叩きのネタ路線・・・・
今回はガクトというプロがかかわってるからそんな余計な配慮はいらないな。

がくぽいどというシャレの聞いたネーミングもスポーツ新聞は見逃さないから
ある意味祭りになると予想する。

>>「スケジュールが空いていない上に、締め切りが急すぎるので、多分無理だが

今週載ってなかたよ？

>>35
ホーリーランドの続編は、なんとかトーナメントとかなんとかランキングみたいな話になるらしいよ。

三浦はさっさとベルセルク書いて完結させてから遊べｗ

で、サンプルボイス誰か貼れよ。

>>30
三浦ってマジかありえねえ、と思ったが意外と女子向けっぽい味あるのな

>>35
箸休めにまじかるストロベリーを付けてくれ

アニマルにベルセルク載ってないことが多いなと思ったらこの仕事のせいだったんですね

それもあるが今の話に群集が多すぎて描くのが遅いって理由もある

三浦は体調に気をつけてマイペースで仕事してくれればそれでいいわ

3月のライオンがあるじゃない。

これ売れないだろ

ベルセルクが完結するのが先か、ゆびさきミルクティーが再開するのが先か

ゆびさきミルクティーてなんで休載してんの？

＞Gacktさんのフルネーム「Camui Gackt」の漢字名「神威楽斗」から取ったものだ。

フルネームがあったなんて今さら知った

白泉社も粋だな
こんだけ漫画家の自由にさせるとは
どっかのサヨク出版社とはえらい違い

＞スケジュールが空いていない上に、締め切りが急すぎるので、
＞多分無理だが、一応三浦先生に 伝えるので企画書を下さいと言われた

ここで突っ撥ねない編集部GJ

絵が上手すぎるな。二次創作をしようにも元が完成されすぎていると創作がしにくいだろう。

>>31
うるせー
ここ読んでいかに三浦がマンガに人生かけてきたか知って来い
ttp://anond.hatelabo.jp/20061218192946
たまにはベルセルク以外の仕事もさせてやれよ

>46
ベルセルクは原稿を溜めてから集中連載するっぽい。
なので休みが皆無。一ヶ月ぶりに外に出るとかザラ。
一年間に果たして何日家から出られるのやら……

ベルセルクスレに巻末コメントがちょこちょこ載ってるけどカオスだぞ
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/comic/1214050938/

三浦は絵にこだわるのはいいけど、加齢とともに無理が効かなくなってるなら
ある程度、絵のこだわりは捨てて、ストーリーに注視してくれ。
変な魔法を使う小娘が出てくるようになってから、読むのも苦痛になってきた。
だらだらファンタジーはいらねえよ

>>57
この人は幸せなんだろうか？ｗｗｗｗｗｗｗ

>11
ワンカップＰ作詞作曲でミクとメイコが唄う「子猫のパヤパヤ」をモチーフに
ゆきさんが作画をしたＣＤ付き絵本が出るらしいよ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/23/news051.html
わＰ+ゆきさんの動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1392577

これはうちの娘が大好きで、ＤＶＤ化したのを延々と見てたから
幼稚園の先生に紹介したら園児に見せて大人気、他のボカロ作品で
「みんなのミクうた」タグ付きのも紹介しておいた。
楽譜が入手できるものは先生がオルガン弾いて、歌の時間で歌ってる。

硬派だけを相手にしてても売れたかどうか微妙だったしね
クリプトンが市場を広げたところに
後追いで乗り込んだのは正直賢い

あと世間的有名アーティストを採用したのはVOCALOIDは
GacktじゃなくてMIRIAMが先ね
インターネットのやり方は
海外VOCALOID会社のやり方を真似たもの