「新ルパン三世」や「オバケのQ太郎」などの人気アニメの作画監督として活躍した北原健雄さん
=西海市大島町在住=が手掛けた作品展が同町の県立大崎高にある市民開放ギャラリーで開かれている。
今月末までの予定。
同校の地域に開かれた学校づくりの一環。北原さんは平戸市出身。
猶興館高を卒業後上京し長年、アニメの世界で活躍を続けてきた。
2004年に埼玉県から西海市に移住し、フリーのイラストレーターとして活動を続けている。
校舎1階の廊下を開放したギャラリーには、実話を基に描いた絵本「きせきの子牛」の原画24点を中心に展示。
漫画家の水木しげるさん原作の「カッパの三平」のアニメ制作で使用した絵コンテなど
ファンにはたまらない資料も自由に閲覧できる。
〓橋政寛校長は「めったに見ることができない貴重な作品。
気軽に学校に足を運んでもらい、多くの市民に鑑賞してもらいたい」と話した。
【編注】〓は、高の口が目の上と下の横棒なし。
長崎新聞
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080619/11.shtml http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080619/11.jpg