【鉄道】近畿日本鉄道 6月14日から新型ATSの運用を開始

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1コロッケそばφ ★:2008/06/12(木) 21:43:12 ID:???
近畿日本鉄道では、6月14日より主要路線の一部で新型ATSの運用を開始する。
この新型ATSはトランスポンダ方式で、曲線、分岐、駅近接踏切等の線路条件に応じて
速度制限を行なうとともに、併せて各駅間の最高速度を連続的に制限する
保安度の高いシステムとなっている。

■運用開始日:2008年6月14日(土)
■導入区間
○大阪線上本町―布施間、五位堂―榛原間
○難波線全線
○京都線京都―竹田間
○南大阪線大阪阿部野橋―今川間
○名古屋線近鉄名古屋―近鉄八田間
※営業キロ程合計39.2km(近鉄の全営業キロ程5082km)
 地上装置164組
■導入車輌編成数
 15編成(車上装置30台)

この新型ATSの特長は、駅間最高速度および駅誤通過についても監視が可能で、
曲線や分岐までの距離やこう配などデジタルデータを、地上装置から車上装置に送信、
車上装置がその情報をもとに、曲線や分岐までの区間を連続的に速度監視する。
一体型ATS車上装置は、今回設置する新型ATS地上装置だけでなく、従来型ATS地上装置にも
一体的に対応することができる。これにより既存の地上装置が引き続き利用できるとともに
車輌改造が最小限にでき、コスト削減や工期短縮が図られる
また万一の故障を直ちに発見するため、新型車上装置を備えた車輌が、新型地上装置上を
通過するごとに地上装置をチェックする故障検知機能を備えている。

■従来型ATSシステムのイメージ
http://www.hobidas.com/common/eimg/664/580/000/000085466.jpg
▲従来型ATSシステムは、ATS地上装置設置箇所だけで速度制限をし、駅間最高速度は監視できない。
ATS地上装置を通過する時点で駅間最高速度を大幅に超えて進入すると
曲線までに制限速度以下にできない場合があった。

■新型ATSシステムのイメージ
http://www.hobidas.com/common/eimg/764/580/000/000085467.jpg
▲新型ATSシステムは、駅間最高速度を含め、曲線終端部まで連続的に速度制限する。
曲線以外の区間も常に速度を監視できる保安度の高いシステムで、
従来型のように曲線までに制限速度以下にできないケースは無くなる。

同社では、この新型ATSを平成28年6月末までに計画的に全路線に設置する予定となっているほか、
あわせて運転状況記録装置(約1,150台)、運転士異常時列車停止装置(デッドマン装置約1,150台)等の
設置も進め、設備投資に約100億円を投入する。

ホビダス・ニュース
http://www.hobidas.com/news/article/85464.html
近畿日本鉄道
http://www.kintetsu.jp/news/files/newats20080612.pdf(PDF)
http://www.kintetsu.jp/
2なまえないよぉ〜@全板トナメ開催中:2008/06/12(木) 21:56:39 ID:g5zw/opY
全営業キロ5082km ってJR西日本より長いwwww
3なまえないよぉ〜@全板トナメ開催中:2008/06/12(木) 22:24:15 ID:JCK86nQa
JRのATS−Pとどう違うの?
4なまえないよぉ〜@全板トナメ開催中:2008/06/12(木) 22:28:37 ID:RZI62Kfl
速度制限越えると一気に非常制動がかかるとこじゃね?
5なまえないよぉ〜@全板トナメ開催中
従来型ATSとの併用だが、JR西日本の「拠点P」とは何処が異なるの?