本来このゲームのプレイスタイルとしては、それぞれの検定を繰り返し、ポイントを貯めて「ピコッと! 検定」
に挑戦するという流れなのだが、今回の大会は1回ごとに一発勝負。ショートゲーム開始前にはそれぞれの
ゲームに対してルールが表示されるのだが、それを把握しつつも、どのような展開になるかを読みつつ、
限られた時間で勝利条件を満たすというのは、なかなか難しい。
とくに「セミプロ級」あたりでは、モチーフになったゲームとはかなり違った動きをしてくる敵がいたり
するので、始まった瞬間に自分がどんな状況に置かれているのかを把握し、すばやく対応できるかどうかが
鍵になる。厳しいと思ったのは、「バトルシティー」をモチーフにした「基地を守れ!」だ。かなり多数の
敵戦車から、自軍を守り抜くというシチュエーションで、高速の敵弾とせわしなく動く戦車にあっという間に
撃破されるという状況。ほかのショートゲームでも、開始直後に動いていないと即失敗、
ということがあるので、気が抜けないわけだ。
また、元になったゲームが、ファミコン版だったり(?)することも気づかないとなかなかクリアできない
ことがあるなど、元のゲームを知っていればそれはそれで助かるし、逆に罠になることもあるという
悩ましい作りになっている。
さて、こういった大会に参加するための心得としては、やはり上位に入賞するか、最下位を目指す、
これに尽きる。中途半端にラス2〜中位ぐらいの成績になってしまっても、記事的に“おいしい”わけはなく、
さらに賞品にもありつけないということで、イベントが終わってから非常にやりにくいことになるのは明白。
記者は1回戦でイージーミスを連発し、S2つ、残りCというとても残念な成績を取った段階で、戦略的には
最下位狙いを選択した。が、それ以上に明確に最下位をねらって猛進する媒体が……というわけで、見事に8位に。
なんのおもしろみもない、そしてなにももらえない微妙なポジションに収まってしまいましたとさ。
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080610/gk00.jpg 最後はバンダイナムコゲームスのみなさんを乗せた貸し切り車両が車庫へと向かうところをお見送り(笑)
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080610/gk07.jpg http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080610/gk09.jpg なんとも残念すぎる結果に沈んだ記者。
リベンジは本作が発売された後、十分練習してから、自分のソフトの中で果たします(笑)