【アニメ】キャスト8人にインタビュー! TVアニメ「夏目友人帳」7月7日放送スタート
先日、テレビ東京にて7月7日月曜25:00より放送スタートする
TVアニメ「夏目友人帳」の第1話アフレコが行われた。
本作は、緑川ゆきさんが「月刊LaLa」、「LaLaDX」(白泉社刊)で連載中のコミック「夏目友人帳」
のアニメ化作品。普通の人は見ることのできない妖(あやかし)を見ることのできる
主人公“夏目貴志”と、妖たちとの心の交流が描かれている。
【ストーリー】
心優しい藤原夫妻のもとに引き取られた“夏目貴志”は、妖(あやかし)から追われる日々を過ごしていた。
周りから気づかれないように、逃げ回る日々を過ごしていた“貴志”。ある日彼は、神社に逃げ込んだ際に
うっかり祠(ほこら)の周りに貼られていたしめ縄を切ってしまう。
すると、そこから出てきたのは招き猫の姿をした妖だった。
“貴志”は、“斑(まだら)”と名乗るその妖から、他の妖たちが“貴志”を祖母の“夏目レイコ”と
勘違いしており、名前を返してもらいたがっていると告げられる。“レイコ”の遺品の中には、
確かに「友人帳」という名の帳面があり、なにやら文字のようなものが書かれている。
自分のように人間から嫌われた“レイコ”。その寂しさから妖たちに勝負を挑み、子分の証として
名前を友人帳に書き連ねたという。“貴志”には、“レイコ”の気持ちがわかるような気がした。
名前を返してやろう。“貴志”は、なぜだかそうしなければならないような気がした。
そのことが身寄りのいない自分と祖母をつなぐ縁に思えたのかもしれない。
“貴志”は、自分を襲ってきた“斑”に、死んだら友人帳を渡す代わりに、
名前を返すのに協力してほしいと説得する。呆れながらもそれを聞き入れる“斑”。
その妖のことを思いながら友人帳のページをめくる。すると自動的に名前が選び出された。
“貴志”がそれをくわえて息を吹きかけると、文字が妖のもとへと戻っていく。
すると紙をくわえることで、同時に妖の気持ちも流れ込んでくる。
(自分を子分にしたくせに、名前を呼ばない“レイコ”。もう寂しくはないのかい?)
“貴志”は妖の心を知った。妖にも人間にも心がある。
“貴志”は、妖たちと向き合っていくことを決めるのだった。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/085/85076/c20080609_natsume_01_cs1w1_451x640.jpg 先日行われた第1話のアフレコでは、“夏目貴志”役・神谷浩史氏、“ニャンコ先生(斑)”役・井上和彦氏を
はじめ、多くのキャストが参加し、和気あいあいとした収録が行われた。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/085/85077/c20080609_natsume_02_cs1w1_640x480.jpg 今回は、主要キャラクターを演じる神谷浩史氏(“夏目貴志”役)、井上和彦氏(“ニャンコ先生”役)、
小林沙苗さん(“夏目レイコ”役)、石田彰氏(“名取周一”役)、堀江一眞氏(“田沼要”役)、
沢城みゆきさん(“笹田純”役)、木村良平氏(“西村悟”役)、菅沼久義氏(“北本篤史”役)にお話を伺った。
彼ら自身のコメントによるキャラクター紹介とともに、インタビューの模様をお届けする。
>>2へ続く
電撃オンライン
http://news.dengeki.com/elem/000/000/085/85073/ 夏目友人帳 アニメ公式サイト
http://www.natsume-anime.jp/
――第1話収録を終えての感想、または今後のアフレコへの意気込みについて教えてください。
神谷氏:家で原作を読んで、声に出して読むこともしたんですけど、非常に難しくて、大丈夫かなと
不安でいっぱいでした。けれど実際に絵を見て、皆さんいる中でマイクの前に立ってお芝居をやらせて
いただいたら、すんなりセリフが出てきました。当然、コミックのほうは絵が止まっているんですけれども、
アニメは動いているので、間の表情の補完などできるので、絵のほうにも助けられ、
キャストの方にも助けられ、無事1話を終えることができました。ひと安心です(笑)。
井上氏:“ニャンコ先生”がどのへんでOKをいただけるのかと最初心配をしていたんですが、
わりと好き勝手にやらせていただきました。“ニャンコ先生”と“斑”を行ったり来たりの楽しい役を
やらせていただいて幸せです。今日は1話の収録だったんですけど、なんか1話という感じがしなくて、
「これって前からやってたっけ?」とみんなのチームワークのよさが感じられて、とても
やりやすかったです。これからもどんどんチームワークをよくして、いい作品を作っていきたいと思います。
小林さん:主役のお2人が現場の空気を作ってくれていて、作品の雰囲気を感じられたので、
自分の役としてもやりやすかったですね。これから楽しみです。
石田氏:僕の“名取周一”という役は、もうしばらく出てこないそうなので、それまでに皆さんは
キャラクターを固められたり、夏目ファミリーになったりしていることと思います。言ってみれば、
飲み会に遅れてきて、みんなが盛り上がってて、「うわ〜ここに入っていかないといけないのかー、
早く酔っ払わないとな」みたいな(笑)。駆けつけ3杯的なことをしなければならないので、
本当は飲めない身体にムチ打って、いっぱい酒飲んで頑張ろうと思います。
堀江氏:僕の演じる“田沼要”は、今日は出番がなく、現場を見学させていただきました。
神谷さんと井上さんが迫真の演技で、すごくいい雰囲気でした。特に井上さんの“ニャンコ先生”が
とてもかわいくキュートだったり、逆に“斑”がすごくカッコよかったりと、ドキドキしました。
4年前に猫を拾って以来猫が大好きなので、“ニャンコ先生”が出てくる『夏目友人帳』に参加できて
とてもうれしいです! 勿論「夏目」の心温まる作品世界も大好きなので、“田沼要”登場の折には、
彼を魅力的に演じることで作品に貢献できればと思っています。
沢城さん:妖怪が見えない人間なので、どういうふうに作品にかかわっていけるか楽しみです。
あとやっぱり、“ニャンコ先生”が動くと本当にかわいくて(笑)。お尻が揺れるだけで
毎回いやされていて、“ニャンコ先生”が動くだけでもアニメ化の意味というのがあると思います。
木村氏:僕はすごく作品が好きで、うれしいなと思って現場に来たんですけれど、収録が始まったら、
皆さんもすごく作品が好きなんだなと感じました。これからもっと、“夏目”としゃべれるといいなと思ってます。
菅沼氏:原作を読んですっかりファンになりまして、どれも外せないエピソードばかりなので、
僕も夏目ワールドの住人として頑張っていければと思います。
>>5へ続く
――この作品の魅力はなんですか?
神谷氏:人と妖怪、それぞれの思いみたいなものが魅力だと思います。人間だけだとせいぜい数十年
のものですけど、そこに妖怪が入ってくることで百年単位の話になったりして、それなりに時が積む思い
というのがあるんだと思います。それぞれの集約された思いが魅力だと思います。
井上氏:作中に登場してくる妖怪も人も、TVを見てる人も、出演してる役者も、全部がいろいろなことを
考えさせられるという意味も含めて、それに触れた人が浄化されるようなところが魅力だと思います。
例えば「生きるってどういうことなんだろう?」ということが、人だけじゃなくて、
妖怪と触れ合っていろいろ考えさせられると思います。
小林さん:人ではない者も寂しい、それを優しさで救ってあげる「人と妖怪の触れ合い」ですかね。
原作は、毎回ホッとするような完結なんですけど、そういった意味で温かいなと感じました。
アニメもきっとそういう作りになっていくと思うので、それを感じてもらえたらいいなと思います。
石田氏:この作品の魅力は、妖怪と人それぞれの交流だと思います。その交流ができること自体も、
“夏目”のすべてを善意で捉えて、善意で処理していこうという「いい人」度合いの高さによるもの
なんだろうなと思います。僕なんかがうがった見方をしてしまうと、すべての元凶は“レイコ”
なんじゃないかと思うんですけど(笑)。それをも感じさせない、「僕が後処理するから、
こうしてあげたいんだ」という“夏目”の「いい人」パワーが前面に出てくると、それを見ている人も、
「こういう人っていいかもな」、「こういう妖怪のいる世界もいいかもな」と感じていただけると思います。
堀江氏:この作品の魅力は、妖怪も含めた登場人物だと思っています。例えば“ニャンコ先生”のかわいさは、
僕にとってはすごく魅力的ですし(笑)。主人公の“夏目”においては、人からは気味悪がられたり、
差別をされたり、妖怪からは一方的に攻撃されたりと、僕なんかからすると散々だと思うのですが……
そうしたことにめげず、恨むこともなく、それどころか相手を思いやることができる“夏目”の
強さや優しさは本当に素敵だなと感心しています!
沢城さん:例えば今日登場した1つ目の妖怪に、「寂しい、寂しい、腹が減った」というセリフが
あるんですけど、「寂しさ」と「お腹が減った」ということを共感できたら、妖怪も人間も違いは
ないんじゃないかなと思いました。妖怪と人間の境界線ってどこなんだろうって思いながら、
そこが今魅力に感じています。
木村氏:妖怪が出てきたり、戦ったりという作品ではあるんですけど、話の中心は、妖怪、人間かかわらず
心の交流で、それがすごく楽しいです。おっかない妖怪も、そうじゃない妖怪も、メインのキャラクターも、
みんなどこかがかわいくて、それが僕には魅力です。
菅沼氏:作品の中に流れているはかなさと、それに反した優しさがいい感じだなと思いますので、
それが1番の感じどころだと思います。
>>6へ続く
――最後に作品に向けての意気込みをお願いします。
神谷氏:“レイコ”さんが友人帳を作ってくれたからこそ、“夏目”が妖怪を見えるっていうことに
意味が出てきて、彼が友人帳の名前を返すっていう存在意義みたいなものを、これから見い出して
行動していきます。非常に僕の大好きな、大切な作品です。それを、本当にあこがれの井上和彦さん
であったり、大好きな石田彰さんでしたり、大好きな人たち一緒にお芝居ができるのは本当に幸せです。
最後まで、ひと言、ひと言を大切に“夏目”を演じていきたいです。
井上氏:全然関係ない話なんですけど、一昨日ご飯を食べたところのオーナー夫婦の子どもが「見える子」
らしいんです。その子どもにも親にも、1番にこの作品を見せたいと思いますね(笑)。そうじゃない
見えない人でも、楽しみながらいろいろなことを考えていただければうれしいです。
頑張って楽しい作品にしていきますので、よろしくお願いします。
小林さん:“レイコ”という女性がどんな人だったのか、だんだんわかってくると思います。きっとこれから、
今までやってきた悪事みたいなことがあらわになるんですかね(笑)。でも今日収録をしてみて、
やっぱり彼女もイジメられて寂しい思いをしてきたんだというのがあるので、そういう部分が少しでも
皆さんに伝わっていって、少しでもいい印象に変わる最終回を迎えられたらと思います。
石田氏:とにかく頑張ります。神谷くんに好きだと言われたのでとてもうれしいです(笑)。見える人たちの
福音になるような作品だと井上さんもおっしゃいましたけど、見える人が実際にいるということは、
見えてる対象も世の中には実際にいるわけですよね。そういった方たちにも見ていただきたいなと思います。
人には“夏目”みたいなタイプの人もいるんだよ、というのをわかっていただいて、いつも怖がられてる
だけのそういう人たちも、この番組を見て心が癒えてくれたらうれしいなと思います。なので、
あなたが今いる家庭の人たちが番組を見ていなくても、時間になったらTVを点けて見てください(笑)。
堀江氏:“田沼要”がどういう魅力を持ったキャラクターなのか、まだ現場に入っていないので探り探りの
部分もあるのですが、アニメ版ではクラスのシーンも多く、“要”の登場シーンも増えるらしいので、
張り切って“田沼要”を演じていきたいと思います! “要”には“ニャンコ先生”的存在がいないので、
代わりに自分の飼い猫テラを勝手に先生に据えて、楽しく役作りをしていきたいと思っています(笑)。
アニメ版「夏目友人帳」、ぜひ最後まで応援よろしくお願いします。
沢城さん:もの作りをする時って、作る対象がどこかでずいぶん違ってくることがありますが、
石田さんの話を聞くと非常に不特定多数に作らなきゃいけないんだなという緊張が今一瞬走りました(笑)。
学校チームは全員、妖は見えないのですが、チームワークで楽しいシーンを作れたらと思います。
木村氏:この作品、僕も原作が大好きなので、原作のおもしろさは確信があるし、保証もされていると
思うんですけど。それをアニメ化するということで、絵が動いたりとか、キャストが声を入れたりとか、
そういった過程をすごく楽しくやって、その現場の楽しさがアニメ「夏目」の魅力として
皆さんに伝わればいいなと思っています。
菅沼氏:皆さんの週に1度の癒しの時間に、なっていただければなと思います。僕もそういうつもりで
挑んでいきますので。僕も一ファンとして、アニメを見たいし、そういう作品にできるよう頑張ります。
みゆきちかっこええのお。
沢城の快進撃はすげーな
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なまえないよぉ〜@全板トナメ開催中:2008/06/10(火) 19:39:52 ID:ILE27dKG
百鬼夜行抄のパクリっぽい漫画だけど、こっちのほうが好き
神谷か…