東京・銀座に来月オープンする群馬県のアンテナショップ「ぐんま総合情報センター」の愛称が4日、
「ぐんまちゃん家(ち)」に決まった。ぐんまちゃんは、83年生まれの県の初代キャラクターだが、
94年に弟「ゆうまちゃん」が誕生してからは、出番がめっきり減っていた。今回、「東京駐在」の
特命を受け、群馬の魅力のPRに再登板する。
ぐんまちゃんは、漫画家の故・馬場のぼる氏が、83年の「あかぎ国体」用にデザインし、その後、
県の初代キャラクターとして定着した。しかし、94年の知的障害者スポーツ大会「ゆうあいピック
群馬大会」でゆうまちゃんが生まれると、出番はなくなり、県庁生協で売られる小物もゆうまちゃん
関連の商品ばかりになった。
そんなぐんまちゃんが今回、再び脚光を浴びることになったのは、県が同センターの愛称を
公募したところ、248件の応募の中に「ぐんまちゃん館」というものがあったからだ。選考委員会は、
これを「群馬ということが分かりやすい」と評価し、さらに語呂の良いものに修正を加え、採用する
ことにした。
ぐんまちゃん家は7月5日、銀座の13階建てビルの1、2階にオープンする。20平方メートルの
物産販売コーナーのほか、80平方メートルのイベントスペースを設け、観光案内などの催しを
随時開いていく。
asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0605/TKY200806040325.html http://www.asahi.com/national/update/0605/images/TKY200806040334.jpg