コミックとらのあな 第2回「GOLDEN TIGER AWARD(ゴールデンタイガーアワード)」受賞タイトルは以下のとおり。
※登壇したのは、著者ではなく編集者。
「総合賞5位 SILVER TIGER」 福満しげゆき「僕の小規模な生活」(講談社刊)
「総合賞4位 SILVER TIGER」 東雲太郎「キミキス-various heroines-」(白泉社刊)
「総合賞3位 SILVER TIGER」 冨樫義博.「HUNTER×HUNTER」(集英社刊)
「総合賞2位 SILVER TIGER」 あずまきよひこ「よつばと!」(メディアワークス刊)
「特別賞 BRONZE TIGER」 ゴージャス宝田「キャノン先生トばしすぎ」(オークス刊)
「BLコミック&ノベル大賞 Princess Note AWARD」 ヤマシタトモコ「くいもの処明楽 」(東京漫画社刊)
「とらのあなスタッフ部門賞 SPIRIT OF THE TIGER」 カトウハルアキ「ヒャッコ」(フレックスコミックス刊)
「販売部門賞 LOAD OF THE TIGER」 「特別賞 BRONZE TIGER」 奈須きのこ「DDD」(講談社刊)
「総合賞第1位 GOLDEN TIGER」「編集者部門賞 EYE OF THE TIGER」 綱本将也、ツジトモ「GIANT KILLING」(講談社刊)
http://akiba.kakaku.com/data/imgs/akiba20080530-tora3173.jpg http://akiba.kakaku.com/data/imgs/akiba20080530-tora3177.jpg http://akiba.kakaku.com/data/imgs/akiba20080530-tora3176.jpg 「総合賞第1位 GOLDEN TIGER」に輝いたサッカー漫画「GIANT KILLING」の担当者(代理)は、
「当初、Jリーグのクラブに取材を申し込んでも相手にすらされなかったんですが、
現在ではヴィッセル神戸さんやサンフレッチェ広島さんのご協力を頂くことができました」と、
作品が大きく育っていく様子を交えて語った。
その後、塚本課長とともに司会を務めた声優の門脇舞以さんによる乾杯が行われた。
門脇さんは、とらのあなの無料情報誌「とらだよ。」に、マンガ紹介コラムを連載しており、
今回もマンガネタや仕事でのエピソードを絡めての彼女らしい挨拶だった。
そして歓談タイムに。料理やお酒を楽しんだり、仕事関連の話で盛り上がる姿があちこちで見受けられた。
アキバ総研担当も好物のアルコールをひたすら呑みまくり…ではなく、歓談中の塚本課長と吉田社長への
インタビューを行うことができたのでその一部をご紹介しよう。
塚本課長:「(第2回開催の感想について)今回は、前回の経験があったので準備も運営もスムーズにいきました。」
「(第2回の特徴について)ノーボーダー・ノージャンルのコンセプトはそのままに、ラノベや成年誌含めて、
純粋に“面白い作品”が受賞、という結果になったと感じてます。」「(今後の展開について)社内外で
結構反響がありましたし、第3回も開催したいと思います。今後はコミックスの販売だけではなく、
雑誌の販売にも良い影響が出せるようにしたいですね。」
吉田社長:「(第2回開催の感想について)今回は各社の営業さんも含めて大勢の方にお越し頂けたので
よかったと思います。ただ、もう少し余興的な部分を増やしてもいいかなと思いますね(笑)」
「(第2回の特徴について)特別賞を設けるなどより客観的なものになったかと思います」
「(書籍という媒体について)会社としてはやはり “本”にこだわりはあります。ダウンロード販売も
取り組んでますが、基本は――まるで屋台のような――リアルショップによる対面販売であると考えています。
もちろん、これからの状況次第では、ソフトやダウンロード販売にもより力を入れていきたいと思っています」
「(今後の展開について)業界関係者が一堂に会することがあまりないので、同業他社も含め、
こういう機会や先日のアキバ系求人イベントのような催しを積極的に実施していきたいですね。
そして、業界全体の発展に少しでも協力できれば、と思います」
最後に、塚本課長が締めの挨拶と次回への抱負を語り、約2時間に渡る
第2回「とらのあなコミック&ノベル大賞 GOLDEN TIGER AWARD(ゴールデンタイガーアワード)」授賞式は
お開きとなった。第3回ではどのような作品が賞に輝くのか今から楽しみである。