株式会社セガは、9月稼動予定のガンシューティングゲーム「ランボー」のお披露目と、劇場
公開中の映画「ランボー 最後の戦場」ヒットを記念した合同イベントを、同社が運営する東京・
お台場の屋内型アミューズメント・テーマパーク「東京ジョイポリス」にて開催した。
ガンシューティング「ランボー」は、映画「ランボー」シリーズを題材にした作品。「ランボー」、
「ランボー 怒りの脱出」、「ランボー怒りのアフガン」から、それぞれの内容を再現したステージが
登場。基本システムは一般的なガンシューティング同様、マシンガンコントローラーを操作して
画面内の敵を撃ち倒していく。
映画のエピソードを再現するシーンでは、ゲーム画面と実写映像がシームレスにつながっていく。
たとえば、空中のヘリコプターを弓矢で撃ち落とすアクションパートでは、ミッションに成功すると
映画でおなじみのシーンが実写映像で再生される。ゲーム中ではこうした演出がふんだんに登場し、
原作に関する知識の有無に関わらず、誰もが迫真の展開を楽しめる仕組みになっている。
本イベントには、主演のシルベスタ・スタローンと同い年(62歳!)の俳優「藤岡弘、」さんと、ランボー
シリーズのファンであるタレントの「優木まおみ」さんがゲストで登場。優木さんはアーケードや自宅で
よくゲームをプレイするといい、手先のテクニックを競うものは苦手だが、こうした体感ゲームは
「下手でも楽しめるから」とお気に入りの様子。藤岡さんは「ボクはゲーム世代じゃないから、弱いなぁ」
と謙遜されていたが、直後に行なわれた「ランボー」体験イベントでは、画面にあわせて身体を
激しく動かすなど、横で一緒にプレイしている優木さんが驚くほどの熱の入りよう。映画のランボーを
彷彿とさせる“真剣遊戯”状態で「藤岡さん、もうそろそろ……」という司会者の声も耳に届かないほど。
「爽快感があるねぇ。ストレスが解消される! これはちょっとね、夢中になって集中しちゃうね。
我を忘れるというか、たまにはこういう刺激っていいかもわかんないね。(よく藤岡さんは色々な
訓練をされますが、このゲームはどんな訓練に役立ちそうですか? という司会者の質問に)反射神経、
集中力、持久力、判断力、決断力……眠っている錆び付いた神経がよみがえるね! これはあれだ、
怠惰な平和ボケした日本にはいいかもわかんない。野生に戻ることは必要だよ、たまにはね」という
藤岡さん。実に“藤岡さんらしい表現”で、本作の魅力を雄弁に語ってくれた。
優木さんは「もっと“怒りゲージ”とかをうまく使いこなしたかったです。たまにポンと押してみると
無敵になって、その瞬間が快感ですよね。しかも、映像があるじゃないかですか。その(I〜IIIの)
ランボーがまたカッコ良くていいですね。それがまた魅力」とコメント。ランボーファンの優木さんも
満足の仕上がりで、興味がある人はぜひとも正式稼動後の本作をチェックしていただきたい。
GAME Watch
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080529/rambo.htm RAMBO
http://rambo.sega.jp/