クレーンゲーム用プライズ(景品)の関係者向け内覧会「プライズフェア」が28日あり、
今年10〜12月にかけて登場する新作プライズ約2000点がお目見えした。
クリスマスシーズンにちなんだぬいぐるみやグッズなどに加えて、
動画投稿サイトで話題となった「初音ミク」や、
「週刊少年サンデー」と「週刊少年マガジン」の
コラボレーション企画にちなんだプライズも多数展示され、
来場者の目を楽しませた。
タイトーブースでは、「できるかな」「にこにこぷん」などNHKの子供番組のキャラクターを
モチーフにした新商品「タイムスリップTV」や、「銀河鉄道999」「あしたのジョー」など
30〜40代男性をターゲットにしたフィギュアなどを展示。来年放送予定の大河ドラマ「天地人」
の主人公、直江兼次が愛用した「愛」の立て物が付いたかぶとや、二つのローターで飛ばすことが
できるリモコンおもちゃ「UFO-ONE」などの変わり種や、現在放送中の特撮ドラマ
「レスキューフォース」のグッズも目を引いた。
セガブースでは、「週刊少年サンデー」と「週刊少年マガジン」のコラボレーション企画
「チームウェンズデイ」の一環として、フィギュアやタオル、貯金箱などさまざまなプライズを用意。
また、動画投稿サイトから火が付き、音楽ソフトとしては異例の3万4000本以上を売り上げた
「初音ミク」もプライズに。通常のフィギュアに加えて12月にはオルゴール付きのものも登場する。
累計1800万部を売り上げた人気マンガ「花の慶次」も、「だがそれがいい!」という
作中の名せりふをあしらった「傾きもの杯」やキーホルダーがお目見えした。
バンプレストブースは、「機動戦士ガンダム」のシリーズに出てくる15作品のガンダムの頭部を
組み立て式フィギュアにしたヘッドディスプレイを筆頭に、「仮面ライダー」「ウルトラマン」
「ドラゴンボール」などの人気作品のフィギュアを多数展示。中でも、人気グラフィックデザイナーの
PansonWorksさんが再デザインを手がけた「キン肉マン」のかわいいフィギュアや、
囚人服姿の「ルパン三世」のフィギュアなども注目を集めていた。
いずれのプライズも単なる「景品」の枠を超えた精巧な作りのものばかりだが、
メーカー関係者は「手に取って確かめられる通常の商品と異なり、ゲーム機のガラスケース越し
にしか確認できないプライズは、その分見た目のインパクトやギミック(仕掛け)が重要になる。
フィギュアも市販のものと同等のクオリティーを保たなければユーザーに振り向いてもらえないだろう」
と話している。
(その他多数の画像は記事を参照)
まんたんウェブ
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