2008年5月14日、秋葉原の富士ソフトアキバシアターにて
「サンデーVSマガジン カードゲーム」発表会が行われた。
これは来年3月に創刊50周年を迎える両誌が様々な企画でコラボレーションを行っている一環である。
プロジェクトチームは小学館・講談社と、「ヴァイスシュヴァルツ」などの
カードゲームを手がけるブシロードで構成される。
システム開発は「デュエルマスターズ」ほか、
多くのトレーディングカードゲームのゲームデザインで実績がある遊宝洞が行った。
発表記者会見では、「週刊少年マガジン」の森田浩章編集長と、「週刊少年サンデー」の
林正人編集長の挨拶が行われた。森田編集長は「記念企画の1つにすぎなかったカードゲームが、
最大の企画になりつつある」、林編集長は「チームウェンズデー企画で仲が良すぎるんじゃないの?
という声がある中、ガチの対決を皆さんの手で行ってほしい」と語る。
今年に入ってから50周年企画で何度も同席をする両氏はライバル誌という関係を越えて、
息の合ったやり取りを見せる。
両編集長が並ぶ貴重な機会ということで司会者からは「お互いの雑誌で、良いと思う作品は?」
という質問が。森田編集長は『お坊サンバ!!』を、林編集長は『あひるの空』を挙げ、
「作者がテレ屋なのかな?思春期の感情がすごく良く出ている」と分析するなど、
ライバル誌の動向にはチェックに予断がない様子だ。
http://animeanime.jp/report/archives/s%20vs%20m.jpg 続いてPRIDEの佐藤大輔さんプロデューサーによる両編集部員を使った映像の後、ブシロードの
木谷高明社長がカードゲームの内容を説明した。ゲームには『うる星やつら』、『名探偵コナン』、
『巨人の星』、『はじめの一歩』など両誌を代表する50〜60作品のキャラクターが最初のデッキで登場する。
木谷社長は、50年という歴史を持つ雑誌なので世代を超えて親子でも遊べるよう、
ルールは簡単にして、キャラクター同士の相関を見て戦略が立てられるようにデザインした。
またキャラクターを大事にし、大きく描かれるように構図がデザインされているのも特徴である。
最初のトライアルデッキでは、「名探偵対決デッキ」、「スポーツ決戦デッキ」、「ラブコメデッキ」
という3種類が発売される。これはカードがランダムに混ぜられ、すぐに遊べるように構築されているもので、
7月26日(土)に発売される。
その後2ヵ月おきに両誌約60キャラクターずつ、エクスパンションが発売される。
現在のところ、50周年を迎える2009年3月14日まで予定されているが、
それで終わりではなく向こう2年以上はゲーム大会等の運営を続けるだけの準備をしているという。
ゲームの説明後には、ミスマガジンの5名(鹿谷弥生さん、中島愛里さん、あいかさん、伊勢みはとさん、
山口沙記さん)と、名探偵コナンがカードの魅力をアピールした。
さらにお笑いコンビ・はりけ〜んずの前田さんと天津の向さんによる、
サンデーとマガジンの50周年を網羅する濃い内容の漫才が行われ会場を盛り上げた。
「サンデーVSマガジン カードゲーム」 公式サイト
http://svsm.jp/ 少年サンデー・少年マガジン 創刊50周年記念公式サイト
http://www.sunmaga.jp/ 「サンデーVSマガジン カードゲーム」
発売: サンデーVSマガジン カードゲーム(小学館・講談社・ブシロード)
システム開発: 遊宝洞
販売・大会運営: ブシロード
トライアルデッキ 1個50枚入り 固定アソート 1300円(税込)
ルールブック、プレイマットデッキ解説書付き
「名探偵対決デッキ」 名探偵コナン、金田一少年の事件簿、MMR マガジンミステリー調査班 ほか
「スポーツ決戦デッキ」あしたのジョー、巨人の星、はじめの一歩、MAJOR、炎の転校生 ほか
「ラブコメデッキ」うる星やつら、ラブひな、タッチ、魔法先生ネギま! ほか
エクスパンション
1パック7枚入り ランダムアソート 250円(税込)
カード種類数約120種+パラレルカード予定
animeanime.jp
http://animeanime.jp/report/archives/2008/05/vs50.html