マンガ雑誌「月刊コミックブレイド」に連載中の人気4コママンガ『猫ラーメン』が実写化される。
実写映画のタイトルは『猫ラーメン大将』、トルネードフィルムの配給で今年秋にシネセゾン渋谷
ほかで全国順次公開予定である。
『猫ラーメン』はそにしけんじさんによるマンガ、奇抜なキャラクターから人気が高い。その主人公
大将は、新横浜ラーメン博物館のキャラクターとして採用されている。ラーメン屋のおやじがなぜか
猫というシュールな設定の中で繰り広げられるギャグマンガである。現在単行本2冊で、累計
15万冊を発売している。
映像化はこれまでにフラッシュアニメが制作されている。この作品は、テレビ番組「ショートDE
アニメ魂」としてUHF局などで放映された。また、国内ではYahoo!やGyaOなど、海外にも英語
字幕をつけてインターネットでも配信されている。しかし、実写化は今回が初となる。
このラーメン屋のおやじが猫という奇抜な設定の実写化に挑むのは、『日本以外全部沈没』や
『ヅラ刑事』などで知られる映画界の奇才河崎実監督だ。河崎実監督は、『イカレスラー』や『
コアラ課長』など動物擬人キャラクターを登場させる映画を得意とするから、今回の『猫ラーメン』は
うってつけと言って良いだろう。
河崎実監督作品は、夏にも『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』が松竹系で公開される
予定である。映画界の奇才河崎実監督の劇場映画が今年も注目を集めることになる。
アニメ!アニメ!
http://animeanime.jp/news/archives/2008/04/post_380.html