【中国】上海のメイドカフェ「秋葉系珈琲店@ニャオハイ」に行ってみた(2008年3月現在休店中)

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1あやめφ ★
オリンピック開幕が近づきながら、このところスポーツ以外の話題ばかりが先行し、「世界に歓迎
されない五輪開催国」の様相を見せ始めている中国。ところが、当の本人たちはメゲるどころか
口をそろえて「そんな問題、たいしたことじゃない」。やる気満々である。

統治者の思惑はともかく、この国で暮らす人々の日常では何が起こっているのか。大見得を切って
ひとことで言うと、それは「消費革命」である。

誰もが「消費」する“自由”を手にしたことで堰を切って落とされた熱狂と奔走。政治的な制約が
常に大きすぎるこの国では、社会が変わる可能性をひたすら旺盛な「消費」のエネルギーに
賭けているかのように見える。

では、どう変えたいのか。そんなことが可能なのか。それは誰もはっきり語らない。人々が「消費」に
夢中になるのにまかせること。それは老獪な統治術でもある。しかし、それだけですむのか。

当連載ではこうした視点をふまえ、新しい中国的「消費」の光景を再び追いかけてみたい。
その主人公となるのがこの国の若者たちだ。

彼らは昔の中国人を知る者の目からすると、突然変異の新人類である。そのぶん、かえって
ぼくらにはわかりやすくもあるのだが、そこは中国人。意表も突かれ目が離せない。たとえば
こんな話題が――。


2007年9月、上海を訪ねたとき、ある噂を耳にした。メイドカフェが上海にできたらしい。

あやしさ満点。当連載の立ち寄り先としても格好のスポットである。急遽、取材スケジュールに
組み入れたのだった。

いまや日本のユースカルチャーの顔として、外国人向け東京観光マップの表紙にも使われる
メイドカフェである。店員がメイドのコスプレをして接客してくれる喫茶店の発祥については
諸説あるようだが、一般的には2001年に東京・秋葉原で生まれたとされている。

NBonline
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080328/151439/
続き >>2-7あたり

関連スレ(dat落ち)
【中国】上海にできたメイド喫茶1号店「ニャオハイ」閉店 その理由はいかに?
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1204956770/
2あやめφ ★:2008/04/01(火) 12:55:23 ID:???
■ 国営ホテルにメイドカフェ?

その上海版が2007年7月下旬にできたというのだ。いったいどんなところなのか。ルーズソックスが
流行った頃、バンコクやマニラの日本人クラブの女の子が同様の真っ白な靴下を履いていっせいに
夜の街に並んでいたのを見たことがある。あれには苦笑させられた。この手の流行は夜の世界に
波及しがち。上海のメイドカフェもそういうことなのか?

このメイドカフェ訪問は、上海は初めてという日本人の友人男性が同行してくれた。店の場所は
上海市中心部にある新錦江大酒店の6階。かつて故田中角栄首相も泊まったという由緒ある
国営ホテル・錦江飯店の新館だ。その時点で「おやっ」という気もした(党幹部が経営する
国営ホテルにメイドカフェ?)。友人と訝しがりながら、エレベーターホール脇の狭い通路を
抜けると、なにやら日本語と中国語が併記された貼り紙が目に入った。

「秋葉系珈琲店@ニャオハイ」と書かれている。

店内に一歩足を踏み入れると、長いソファがいくつも並ぶラウンジがあった。黒いメイド服を着た
女の子4人がソファに座ってヒマそうに談笑していた。ここが本当にそうなのか? 半信半疑の
ぼくたちにひとりの女の子が気づくと、慌てて立ち上がり、入口の前に全員並んで日本語で声を
合わせてこう言った。「お帰りなさい、ご主人様」。

思わず吹き出しそうになった。彼女らのいかにも場慣れしていない、たどたどしい様子が
おかしかったのだ。一瞬、妙な間が開いて、その場に立ち尽くすぼくたちの戸惑う様子を察した
ひとりの店員が「こちらへどうぞ」とソファまで案内してくれた。

さて。ソファに深々と腰かけ、間が持たないのでしばらく天井を見上げたりしていたが、この店内の
薄暗さはどうしたものか。まるで上海によくある日本人向けクラブじゃないか。

数年前に一度、冷やかしで秋葉原のメイドカフェに行ったことがある。高校の学園祭の教室みたいな
妙な明るさとメイド店員のそつのない身のこなし、交わされるお約束どおりのこなれた会話に、
くすぐったいものを感じた。

だが、上海では勝手が違う。すべてがぎこちない。そのぶん、何が始まるのだろうかとドギマギする。

「ご注文は?」。最初に話しかけてきたのが、さやかちゃん(1985年生まれ。3年制大学生)だった。
なぜ中国人なのに「さやか」なのか。ここらも日本人向けクラブ風だが、本人がそう言うのだから
仕方がない。この店の接客係は全員なりきり日本人みたいにコスプレネームを名乗っているようだ。

彼女に渡されたメニューを見ると、コーヒー1杯やビール1本が40元(約600円)。市内のコーヒー
ショップより高めだ。オムライスやサンドイッチといった軽食、デザート類もある。それにしても
店内のうろんな雰囲気がとてもカフェとは思えない。カフェオレを頼むのは違う気がした。
ひとまずふたりともビールを注文。

メニューの中に「ゲーム・カラオケ」というページがあった。「PS-3/1時間80元 Wii/1時間 80元」
「個室カラオケ(1人〜4人用)/1時間 60元」(平日料金)などとある。

「これはどういうこと?」。ビールをついでくれたさやかちゃんに聞いた。すると、彼女はうれしそうに
クスクス笑いながら手で口を覆い、「ご主人様は私たちと一緒にゲームやカラオケができるんです。
楽しいですよ」。

そうか、そういうことか……。お店に来れば女の子とゲームで遊べる。その意味では、確かに
ここはクラブではなく、メイドカフェだったのである。

店員は皆アルバイトで地元の女子大生や専門学校生。大半が日本語学科の学生という。要するに
この店のコンセプトは、上海で働くお疲れ気味の日本人駐在員の皆さん、コスプレ好きの彼女らと
日本語で会話をしながら清く正しくおくつろぎください。ラウンジのほかにカラオケボックスのような
個室があって、客は別料金を払えば女の子と一緒にテレビゲームやカラオケが楽しめますよ、
というわけだ(この時点までは。店の状況は夜になると変わる。後述する)。
3あやめφ ★:2008/04/01(火) 12:55:33 ID:???
メイドカフェの上海版というより、日本語使用のオトボケ脱力スポットだった。そう表したほうが
実態に近いだろう。

真相がわかってしまうと、ちょっとひねくれた見方もしたくなる。

「ご主人様」とおだてられても、結局、客は日本語を学んでいる学生さんの勉強の相手をしてあげて
いるようなものだし。実際、同行の友人の目にはこの店のメイドたちの接客態度がお気に召さなかった
らしい。バイトとはいえ、プロ意識がなく仕事に気が入っていないと感じたという。確かに彼女らの中には
日本語の本を片手にずっと話し込んでいる子もいた。

■ さやかちゃんに日本語インタビュー

まあしかし、ここは脱力スポットである。友人に比べれば、多少なりとも中国人の気質を理解している
ぼくは、それでいいんじゃないかな、という気になった。いかにも中国的“自由”(=細かいことを気にしない。
要は、自分勝手の意)があふれる空間にいると思えば、自然とそう感じられてくるのだ(あくまで
個人的な感覚だけど)。

平日の午後で、客は数人しかいなかった。考えてみれば、こうして上海の学生さんとのんびり
話をする機会などそうあるものではない。しかもこんな設定で。それも愉快じゃないか。以下、
さやかちゃんとの会話(すべて日本語による)。

―― どうしてこのお店でバイトすることにしたの?

「お店で働いている子はみんな、このファッションが好きだからですよ。メイド服、かわいいでしょう。
みんな学生で、日本語の勉強になるからです」

―― ここでは日本語しか使っちゃいけないの?

「そんなことありませんけど、でもここはメイドカフェですから、日本語を話すのが当たり前です」

―― バイトは面白い?

「ええ、もちろん。ここで働くようになって友達がたくさんできたから。みんな学校は違うけど、同じ
日本語学科だし、趣味が同じだから、おしゃべりが楽しいの」

―― お客さんはどんな人?

「フフフ……。アキバ系。“萌え”な人」(ここだけちょっと思わせぶりな話し方)

―― “萌え”な人って?

「女の子の萌えーな感じが好きな人でしょ。この前来た日本人、私たちに向かってもっと萌え、
もっと萌えーって……」(そして声をたてて笑った)

う〜ん、なにやってんだかなあ……。その日本人のはしゃいでる光景を頭に浮かべると、いささか
引いてしまった。皆さん、どう思います?

さやかちゃんは終始このオトボケ調だったが、出身は温州とのこと。高校時代に両親の仕事の
関係で上海に来た。温州人といえば、上海人を出し抜くやり手の商売人として知られる。2000年
前後に温州資本が大挙して上海に押し寄せ、不動産投資の過熱も温州人によるところが大きい
といわれる。市内の大学に通う彼女も上海市の居住証を取得済の裕福な家庭に育ったお嬢さん
だと思われる。

―― 日本語の勉強はいつから? きっかけは?

「高校を卒業して大学で日本語を勉強してから。でも、学校の教科書はつまらなかった。日本の
ドラマを見るようになって、日本の歌手やスターが好きになった。KAT-TUNの赤西仁くんがステキ。
カッコいいです」
4あやめφ ★:2008/04/01(火) 12:55:44 ID:???
―― 最近、どんな日本のドラマを見たの?

「「アネゴ」とか、それからパパと娘が反対になっちゃうやつ(「パパとムスメの7日間」)、
あれ面白かったぁ」(2007年9月現在)

※これらの番組を彼女はすべてインターネット経由(いわゆる「違法ダウンロードサイト」)で見ている。
中国では誰もが普通にやっていることなので、「違法」の認識はなさそうだ。このあたりの
あっけらかんとした事情については、別の回で詳しく触れたい。

―― 日本のドラマのどこが面白いの?

「それは好きなアイドルが出ているからですよ」

―― でもさ、最近は「加油!好男児(がんばれ! いい男)」(上海版「スター誕生」ともいうべき
オーディション番組)とかね、中国のアイドルもいっぱい出てきているじゃない。

「私、中国のアイドルは好きじゃありません」

―― どうしてさ?

「中国人と日本人はちょっと違います」

そして、彼女は「う〜ん」とうつむいたまま、こんなことを言うのである。

「日本のドラマを見ていて私が思うのは、日本の学校や会社は中国に比べてずっと自由に見えること。
絶対そのほうがいいと思います」

いわゆる「哈日族(日本好き)」の彼女。この手の話を続けると、愛国心あふれる中国のネット論壇の
皆さんからイジメの対象にされてしまいそうだからやめるが、ぼくはその話を聞いて少し驚いた。
日本に行ったことがなく、お嬢さん育ちの彼女がドラマで描かれる世界と現実は違うということを
どこまで理解しているのか相当あやしい。が、それでも日本と中国の社会の違いをおぼろげに
(いや、意外にある面では的確に)掴んでいるのかもしれないと直感したのだ。

なぜなら日本のドラマには、中国ではありえない、日本社会の現実に根差したさまざまな設定や
シーンがごく自然に描かれるから。たとえば、高校生活における教師と生徒、職場の上司と部下の
会話などを通してうかがえる風通しのいい社会関係(あくまで中国と比べて)、OLのライフスタイルの
日常から見えてくる自由でおしゃれな生活感(これもあくまでドラマの中でのだが)。彼女のような
日本のドラマファンの子たちにとって、それらは新鮮で好意的なものに映っているようだ。

単なる都市景観やドラマの登場人物が手にする新機種の携帯電話といったハードの側面や
ファッションだけでなく、日本社会特有のきめ細かなソフト面での特徴や社会の自由度といったことに
彼女らが本当に気づいているのだとしたら、それなりの経済的ゆとりの中で成長した世代ならではの
洞察力が養われているゆえだろう。そんな若者と話ができるという意味では、個人的にはなかなか
面白い脱力スポット体験だったのである。

■ オーナーは千葉の日本人女性だった!

では、いったい誰がこんなお店を始めたのか。在日経験豊富な商才あふれる上海人?
それとも、アキバ系の奇特な投資家? 

読みはまったくはずれた。「秋葉系珈琲店@ニャオハイ」のオーナーは日本人、千葉県在住経営
コンサルタントの才木嘉子さんだった。

才木さんに上海でメイドカフェを開店した経緯を聞いた。

―― いたいけな上海の女子学生にメイドのコスプレをさせてウエイトレスをやらせるなんて、
ちょっとオフザケが過ぎませんか。どうしてやってみようと思ったのですか?

「あら、そんなことないですよ。彼女たちは好きでやっていることなんですから。それに最初から
メイドカフェをやるつもりはなかったんです」
5あやめφ ★:2008/04/01(火) 12:55:53 ID:???
千葉県の有機農産物を加工食品としてお菓子にし、その販路を広げるため上海の食品展示会に
出展した2005年、初めて上海に来た彼女は現地の活力に圧倒された。後に、縁あって上海の
情報教育に関する調査事業を担当した。地元大学生約1000人にアンケート調査(PCやIT環境、
どんなサイトをどのくらい見るか)を実施したところ、回答中多かったのは「アニメ、音楽、ゲーム」だった。

一部の日本語学科の学生を中心にヒアリングをしたら、ある若者に聞かれた。「日本には
メイドカフェってあるでしょう。どういう所ですか?」

才木さんはその存在は知っていたが、行ったことはなかった。だからうまく説明できなかったものの、
学生たちの話を聞くかぎり、みんなアニメ好きだとわかった。彼らは「日本に行ったら、まず
秋葉原に行ってメイドカフェに行きたい」というのだった。

「男の子だけじゃなく、女の子もそう言うの。いえ、むしろ女の子のほうが積極的だったかも。
自分もメイドカフェみたいなお洋服を着てみたいって。彼女らの秋葉原のイメージはアニメに
関するものが何でも手に入る場所。へえー、そうなんだって思った」

才木さんは帰国し、秋葉原のメイドカフェを見て回った。その限りでは、上海の若者が頭で考えている
メイドカフェや秋葉原の最先端文化的なイメージと日本の実物とは相当違うと感じた。でも、彼らは
憧れているらしい。「だったら、いけるんじゃないか」。最初は千葉産の加工食品をアニメの
パッケージにしようかというくらいの発想だったが、上海の若者たちがそんなに興味があるなら、
試しにカフェをオープンしてみようと決意した。

■ 「メイド」は頭が良くないとできない

―― うまくいく自信はあったんですか。でも、ここは上海。面白そうだから試しにやってみようくらいの
シャレっ気、いや山っ気がなくちゃ、実際にお店を開店させるまでには至りませんよね。

「ここは日本のメイドカフェとはまったくの別物なんですよ。バイトしてる子たちは優秀で名門大学の
日本語学科の子が大半。頭がよくて日本語ができないと勤まらない仕事ですから。(男性客の隣に
座ってお酌をしているだけの)日本人クラブじゃないんだもの。“お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様”の
意味がわからないと始まらない」

なるほど、ここでバイトするには、日本語能力もそうだが、メイドカフェという「虚構としてのごっご」を
楽しむという自覚が必要だろう。それにはキャラというものの社会的機能やそれを身にまとう
コスプレの意味がわからないと本当は成立しないものかもしれない。理屈ではなく直観としてわかれば
いい話だが、そのあたり彼女らがどこまで自覚的なのかは微妙とも思えるが……。

バイトの登録は約30名。営業時間は10時から19時まで(20時以後はスタッフもオーナーも全員交代で、
クラブに早変わりする。どおりで店内が薄暗いわけだ)。彼女らは授業の合間に週何回か通ってくる。
募集はネットの掲示板と人材派遣サイトを通して。地元のフリーペーパーにも広告掲載したが、
そちらでは反応なく、最終的にはネットと口コミで集まってきた。

■ 高いプライドと萌えるオムライス

時給は市内のマクドナルドと比べてもさほど高くない。「じゃあ、どこがいいの?」と聞いたら、
「楽しみながら勉強できるところ」と悪びれずに答えると才木さんは笑う。本人たちも「日本語の勉強に
最も効果的なのはアニメやドラマ。自分が知りたいことだから一生懸命になれる」という。

「お客さんがいないときはみんな日本語の本を読んでいます。来週日本語検定試験があるので、
聞き取りの練習のため今週は毎日店に通っていいですか、とか言ってますから。要するに、
優等生タイプ。彼女たち、プライド高いですよ」。
6あやめφ ★:2008/04/01(火) 12:56:00 ID:???
なんだか学習塾の話を聞いてるみたいである。そんな彼女らもケチャップで「萌え」と書いた
オムライスづくりには夢中だという。才木さんが秋葉原のメイドカフェを見て採用したメニューだ。
上海の家庭では一般に、家事や料理は父親がするものと決まっているから、彼女らは家で料理を
つくったことがない(日本人の感覚では信じられないが、上海は夫婦の役割が世界で最も逆転している
土地なのだ。中国のほかの地域では違う)。

「だから、彼女たちもオムライスづくりが初めての経験で楽しいらしく、キャアキャアいいながら
毎日やってるの。最初はメイドの子にやらせるつもりはなかったんだけど、その姿を見たお客さんが
喜ぶので、やめられなくなった」とか。

■ 好かれるお客になるコツは?

(2007年9月現在の)客層は日本人、中国人半々くらいだそうだが、中国人の場合は女の子の
グループもいる。困った客の代表が日本人駐在員の勘違いおじさん。本来、彼女らの勉強にもなるよう
日本語会話の相手をしてあげるのがこの店の正しい楽しみ方というものなのに、そのおじさんは
電子辞書を片手に給仕していた女の子に「きちんとしなさい。お客さんに対して失礼だろ」と説教して
しまったそうだ(同行した友人も最初はそうだった。接客マナーにうるさい日本人には、まあ、当たり前の
感覚かもしれない)。女の子たちは恐れて寄りつかなくなってしまい、その日は1時間ばかりじっとひとりで
座っていたのだが、以来その人は何度も来店するらしい。

「その場の雰囲気に溶け込めないで、いつもブスっとして楽しそうでもない。あの人どうして何度も
来るのかしら……」。そんなおじさんが来ても、「彼女たちは頭がいいので、人を見てそつなく対応を
変えてますよ」と才木さん。「ここでは怒ったりせず、やさしく日本語を教えてくれるおじさんが人気なんです」。

なんとも不思議な空間なのだが、バイトの彼女らにとってメイドカフェ体験とは何なのだろうか。
才木さんはこんな風に言う。

「日本語を楽しく勉強するのに格好の場所で、ちょっと華やいだ気分になれる学生時代ならではの人生の
通過点みたいなものかな。彼女たちのことだから、卒業すれば外資系企業とかで働くだろうから」

ちなみに、上海の中流以上の家庭ではたいてい家政婦を雇っており、メイドカフェのバイトをしている
彼女らの家には本物のメイドがいる、というオチもある(といっても、それは日本人がイメージする
お屋敷に暮らす令嬢と家政婦といった関係ではない。両親は共働きが当然という社会ゆえに、3LDKの
マンションに住み込みの家政婦がいるという環境である。これはこれで日本人からすると異次元の
ような社会に思える)。

いいとこのお嬢さんの期間限定おたわむれの場所。上海のメイドカフェに行ってみれば、中国的
階級社会の奥深〜い現実まで身をもって体験できますよ、という紹介の仕方はひねりすぎか。この店は、
2008年3月現在、移転のため休店中で、5月に再オープン予定だ(移転先については同店ブログ参照)。

それとこの話には後日談がある。今年2月に移転直前の同店を再訪した際、明らかに客層の変化が
見られたのである。詳しくは次回に報告したい。(終わり)
7なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:01:14 ID:Y/WmaQM2
長い旅
8なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:02:29 ID:O6oCJ+Ha
次回あるのかよ
9なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:19:48 ID:hCRVEttm
さいごまで読む気力が、失せた、、、、、、
10なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:26:11 ID:/jDemt5H

NHKのBSの取材が、、、、おもしろかったw
11なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:31:19 ID:Rjnn+GFe
パク
12なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:31:44 ID:TeWjfdb9
中国ウォッチャーのオイラには
楽しく読めた
13なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:37:05 ID:0ponqpRO
なんか記者が、バカにしてるな。こういう奴に限ってヲタ
14なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:38:42 ID:dg7z0uHC
3行にしろとは言わんが長すグルwww
最後まで読む奴なんかいね〜よ(^o^)
15なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:41:38 ID:qhGzLBZf
週刊現代 [ 2008年04月12日号]
あなたのサプリメントは中国産−原材料産地表示義務なしに隠された実態
『原材料産地の表示義務なし』 米国では鉛や砒素の混入事例も

http://www.imgup.org/iup584779.png
http://online.wgen.jp/
http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG7/20080331/22/
16なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 13:54:20 ID:7Un7umhz
そろそろメイドカフェを風俗店の枠にいれるべきだと思う。
17なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 14:05:29 ID:bMexl26/
ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080328/151439/ph4.jpg

写真を撮られるのは嫌いじゃないけど、写真写りがいまいち(本人弁)なのがさやかちゃんの悩み

写真写りがいまいち
写真写りがいまいち
写真写りがいまいち

そういう問題なのか?
18なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 14:17:22 ID:aB9F9cmi
チャイナドレスはNGワード?
19なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 16:21:39 ID:0hit7vAt
A source of information は日経か。どうもナ、社長があんな奴の部下の
新聞だからナ。
20なまえないよぉ〜:2008/04/01(火) 16:25:15 ID:ibagW3LZ
ミンメイ
ミンミン
シャンプー

こうでなくちゃ
21なまえないよぉ〜
>>18
チャイナドレスは所謂伝統衣装だから
行事だの何だののちゃんとしたときに着るべきだし着たいと思うってテンテンが言ってた