東京ビッグサイトで開催されているアニメ総合見本市「東京国際アニメフェア2008」(TAF2008)の
特別ステージにおいて、本日(3月27日)、「キン肉マン」29周年プロジェクト記者発表会が行われた。
発表会では、「キン肉マン」TVシリーズ184話+劇場版全7作品を完全網羅したDVD-BOX(10万
5,000円)、ファンが選んだベストバウト作品を収録したPPV機能搭載のDVD「キン肉マンベストバウト
DVD【へのつっぱりはいらんですよコレクション】」(1,260円)の発売や、フジテレビ739でのTVアニメ
放送、フジテレビ721で「よゐこのキンケシ」がオンエアされていることなどが明らかにされている。
この発表会のゲストとして壇上に登場したのは、よゐこの二人。「上京したときにキン肉マン消しゴム
(キンケシ)だけは持ってきた」というよゐこ・濱口氏。ご存知の通り前述のDVD-BOXには、
キンケシ全418個が同梱されるため、応援に駆けつけた。
「キンケシ第一弾のロビンマスクは、肉が厚くスマートで、最初から素晴らしいデキだった」と
濱口氏は振り返る。好きなキンケシは、アシュラマンの全怒り顔ということで、発表会の壇上に
すべて並んだ418個の中から探し出してご満悦。相方・有野氏は、「俺はサンシャインだ」と
言いながら、手に取ったのはキューブマンやタイルマンといった、デフォルメするとちょっとだけ似た
デザインの超人で、これには集まった記者たちも大爆笑。その都度、濱口氏は「違うやろ」と
突っ込みながら、その超人について「●●マンに××で負けた」などと解説してくれたのだ。
また、「キン肉マンベストバウト」DVDにも触れ、ファンが選んだバトル1位が“キン肉マンVS
ウォーズマン”なのに対し、濱口氏のベストバウトは“キン肉マンVSベンキマン”だとか。単なる
ウケ狙いでなく、「キン肉マンの逆転ファイターとしてのきっかけだったから」などと説明する
ところに濱口氏の「キン肉マン愛」が感じられる。
この「キン肉マンベストバウトDVD【へのつっぱりはいらんですよコレクション】」は、その
“キン肉マンVSウォーズマン”の死闘3話をそのまま DVDプレイヤーなどで見ることができる
できるほか、携帯電話からのパスワード入手(有料)で、ファンが選んだ上位バトルを多数
見ることができる。
価格のお手ごろさに加え、ローソンで手軽に入手できることが魅力。ローソンのサービス本部
エンタテインメント部・高山健太郎氏は、雑誌類の前にこのDVD専用の展示ラックを用意する
ことを明らかにしたほか、「キン肉マン」以外にも幅広いユーザーが楽しめる、かつての名作の
DVDなどについても積極的に扱っていくとした。
最後に、キン肉マンとともにマッスルポーズを決めたよゐこ同様、キンケシフルコンプを肴にで
30年語ろう。
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