オンキヨーは25日、AV GATEシリーズのシアタースピーカーラック「CB-SP1380」と
専用のサブウーファー「DHT-9HD」を発表した。発売は4月26日を予定。
価格はオープンで、市場価格は、CB-SP1380が7万円前後、DHT-9HDが5万円前後
と予想される。
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/03/25/043/images/001l.jpg ▲各社の大画面テレビと組み合わせて、簡単にシアター環境の構築が可能な
「CB-SP1380」「DHT-9HD」
CB-SP1380は、50インチクラスの大画面薄型テレビに対応した、シアタースピーカーラック。
大型テレビの場合、視聴時のスタイルを考えるとラックは低いほうが望ましいとのことから、
CB-SP1380では、1,380(W)mm×447(H)mm×436(D)mmというロー&ワイドなスタイルを
採用している。
しかし、ラックを低くすると、搭載されるスピーカーのサイズも制限され、低域などの再生に
不満が出やすくなる。そこで、同モデルでは新開発した30×4cmのワイドトラック型ウーファー
をフロント3chスピーカーに採用。
超薄型な上に、13cmウーファーに相当する低音再生が可能だ。
なお、CB-SP1380はスピーカーが組み込まれたラックであり、テレビなどと接続する場合
には、これに加えてサブウーファーのDHT-9HDが必要。DHT-9HDはAVアンプが内蔵
されたサブウーファーで、最新の「ドルビーTrueHD」、「DTS-HDマスターオーディオ」
などの各種デコーダーや入出力端子なども搭載している。
HDMI端子は、フルスペックハイビジョン(1080p)やディープカラーの映像伝送に対応する
1.3aで、入力2系統/出力1系統を装備する。また、CB-SP1380の3chとDHT-9HDの0.1chの
計3.1chでサラウンド再生を行うために、「Theater-Dimensional」&「DTSサラウンド
センセーション」といったバーチャルサラウンド機能も搭載される。
さらには、小音量でも臨場感のあるサラウンド再生が可能な「Audyssey Dynamic EQ」も
装備。リンク機能も充実しており、ビエラリンク、レグザリンク、AQUOSファミリンクに対応する。
搭載されるアンプは、サブウーファー用の60Wに加え、30W×5ch。CB-SP1380のほか
にリア用のスピーカー2本を用意すれば、リアル5.1chにシステムアップすることも可能だ。
なお、DHT-9HDに採用されているユニットは、16cmのOMFコーン型。
同社のスピーカーではおなじみとなっているスリット型のバスレフダクト「エアロ・アコー
スティックドライブ」も採用されている。
マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/03/25/043/index.html