アップルはiPhone向けのソフトウェアを開発するためのSDKが公開からわずか4日間で10万
ダウンロードを突破したと発表しました。このSDKは無料で提供され、これを参照することで
iPhoneやiPod touch上で動作する高度なアプリケーションを開発するためのAPIを利用できるように
なります。
発表によれば既にセガやナムコネットワークス、エレクトロニック・アーツ、THQワイヤレス、
AOL、salesforce.comなど複数の有力メーカーがiPhone向けのアプリケーションの開発に参加して
いるそうです。開発者はアップルのApp Storeにて作品を公開でき、有料の場合は売上の70%を
得ることができるそうです。
「公開からわずか4日間ですが、iPhone SDKに対する開発者たちの反応は非常に素晴らしいものが
あります。また百万人を超えるユーザーがApple.comのロンチビデオを試聴していて、iPhoneでの
アプリケーション開発に関心を持っている開発者が更に多く存在する事を示します」とワールド
ワイドプロダクトマーケティング担当の Philip Schiller氏はコメントしています。
バンダイナムコグループで北米で携帯向けコンテンツを配信しているナムコネットワークスの
Scott Rubin氏は「私達はApp Storeを通じて全てのiPhoneユーザーにアクセスできるアップルの
新しいSDKにとても興奮しています。iPhoneやiPod touchを生かして『パックマン』や『ギャラガ』
といったクラシック作品を革新し、皆さんに見せるのが待ち遠しいです」とコメントしています。
またTHQのモバイル部門であるTHQワイヤレスのScott Zerby氏は「iPhoneはモバイルプラット
フォームのゲーム開発者がずっと待ち望んだものです。私達はiPhoneの革新的なユーザー
インターフェイスをどう新しいゲーム体験に生かすか熱心に研究しているところです」と
述べています。
iNSIDE
http://www.inside-games.jp/news/277/27773.html