【小説】フルメタル・パニック：戦うラブストーリー？　700万部の傑作アクションついに佳境

巨大ロボットに乗って、可愛い女の子を救う……。ありきたりかも知れないが、男の子の普遍的なあこがれを
描いた物語が、「フルメタル・パニック！」だ。98年の初出以来、長編9巻、短編10巻のロングランシリーズは、
累計700万部を突破、3度テレビアニメ化されている。
そして2月20日、最新刊「せまるニック・オブ・タイム」が発売された。

主人公の相良宗介は、どの勢力にも属さず、独自に紛争解決を遂行する謎の軍事組織「ミスリル」の
すご腕の兵士だ。まだ10代の彼は、一見ごく普通の女子高生・千鳥かなめの保護を命じられ、
かなめの通う都立陣代高校へ転入する。

幼いころからテロリストとして育てられた宗介は、戦場の経験しかなく、高校生としての常識は皆無。
高校に大量の武器を持ち込もうとして、荷物検査でモデルガンと間違われて没収されたり、
女子更衣室に飛び込んで変態扱いされたり、とさんざんな目に遭ってばかりだ。

宗介が護衛するかなめは、本人に自覚はないが、現代科学を超越した「ブラック・テクノロジー」の知識を
潜在的に有する「ウィスパード」の一人だった。
その力を求め、さまざまな国家、組織が争奪戦を繰り広げていた。

宗介は、部隊長の女性兵士マオとちゃらんぽらんだが狙撃の腕は抜群のクルツの3人で、
かなめ護衛の任務に当たっていたが、その任務が解かれた直後に修学旅行でかなめたちを乗せた
ジェット機がハイジャックされ、かなめは敵に連れ去られる。
本隊とも連絡が取れず、丸腰の宗介は、たった一人でかなめの救出に向かう……。

第1巻「戦うボーイ・ミーツ・ガール」はそのタイトル通り、かなめと宗介の出会いの物語だ。
護衛のため付きまとう宗介を「ネクラのストーカー」扱いして、軽べつするかなめだが、
自分のために命を懸けて敵に立ち向かう姿にかなめは心を開く。戦いしか知らない宗介も、
かなめへのほのかな思いを抱き始める。そんなラブストーリーをベースに、宗介の常識はずれの大ボケに、
かなめが巨大ハリセンで突っ込み、宗介は悲しげな目を向けるという“お約束”のコメディーも
盛り込まれ、二人の高校生活のドタバタが展開される短編集も人気を集めているほどだ。

一方で、戦闘シーンはあくまでもシリアスでハード。最強の兵士である宗介は、あらゆる状況での
銃撃戦や白兵戦、人型兵器「アームスレイブ（AS）」の専門家（スペシャリスト）でもあり、
戦士としての姿はまさにヒーロー。学園でのボケっぷりとのギャップがそのかっこよさを際だたせている。

作者の賀東招二さんは、ミリタリーやハリウッドのアクション映画のファンで、気軽に楽しめる
エンターテインメントを目指していたという。93年当時、「スレイヤーズ」などのファンタジーが
全盛だったが、賀東さんは「物語のテーマがしっかりあって、キャラクターが魅力的なら
ジャンルに関係なく面白い小説になると思った」と話す。そのテーマはまさに「ボーイ・ミーツ・ガール」。
賀東さんは「読者はありがちな展開に敏感だし、僕自身も変わったことがしたくなるけど、
二人からスタートした以上、テーマは崩せない。読者の一番の関心は『この二人はどうなるんだ？』
の一点に尽きると思う」と語る。

最新刊では、かなめは敵の手に落ち、「ミスリル」も存亡の危機に追い込まれた逆境から、
宗介が大反撃を開始する。賀東さんは「ラストは決めてあります。あと1巻かな。
きっちり終わらせるためにもこの巻で伏線を回収しています」といい、
「あとは、とくとご覧ぜよ、ですね」と語る。クライマックスを迎えた二人の行く末はいかに。

>>2へ続く

まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/book/news/20080309mog00m200022000c.html
http://mainichi.jp/enta/mantan/book/news/images/20080309mog00m200021000p_size5.jpg
関連
【小説】長編版の最新刊「フルメタル・パニック！　せまるニック・オブ・タイム」発売！
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1203587200/

■「結末は決まってます」　作者の賀東招二さん

前作から約1年ぶりとなりましたが「フルメタル・パニック！」の新刊「せまるニック・オブ・タイム」
がようやく出来上がりました。「ドラゴンマガジン」で連載してから文庫にしてきましたが、
今回はいろいろと説明しないといけないことが多く、書き下ろしになりました。
「ウィスパード」の秘密など結末へ向けた情報も満載で、これまでにない分量となっています。

情報だけではありません。この新刊にはクルツやマオら、これまで脇で支えてきてくれた
キャラクターたちのドラマもあります。宗介とかなめの物語ではありますが、
彼らだけでもないのが「フルメタ」。決着をつける前に、今まで広げてきた風呂敷を
たたみはじめたところ……といった感じでしょうか。

1作目からもう10年。まさかここまで続くとは思っていませんでしたが、いよいよあと1巻くらいで
決着となりそうです。結末はもう決まっています。ここまで付き合ってくれた読者に喜んでもらいたいので、
ここから先の作業が一番大変ではあるんですが、期待して待っていてくれたら幸いです。

賀東招二著、四季童子画　富士見ファンタジア文庫　長編10巻、短編10巻発売　441〜651円

ヤマモトヨーコみたいに「あと1巻くらい」からが長いのさ

ハルヒとはえらい違いだ

ソースケ在野編をもう2巻、いや1巻続けてくればよかったのに。
でも傭兵としてヒヨってるからもうダメか。

アニオタ＝フルメタ


濃い軍オタ＝迷彩君

アニメ化って3度もされてるの？
一つしか知らないけど…

買うの恥ずかしいからイラスト無しで団鬼六文庫から出してくれ

関係ないアニメのシナリオ書く暇があったら早く書けよ
買わないけど

ふもっふは予想以上に面白かったな
ラグビー部の話とか

アニメ二つしか知らん

これ、昔２冊くらい買っていたけど、設定がどうしようもなく
厨設定で笑えないから、集めるの辞めたんだよな・・・

やっぱり、売れていたってことは面白かったのか・・・
まぁ、買わないけどｗｗｗ

あーやっぱ３つ知ってた
ガウルンのとゲイツのとふもっふか

魔弾の射手は良かった

厨設定じゃないフィクションてあんのか・・・

無印　ふもっふ　TSR

>>15
そう言われれば、そうだねｗｗｗ
でも、これとリアルバウトハイスクールだっけ？は
本当に強烈だった覚えがあるｗｗｗ

フルメタ
前はニコニコでずっと放置されていて見れたのに
今はあげるとすぐ削除されてしまう

>>18
角川がyoutubeと提携したから

高校の荷物検査で銃が見つかる凄腕兵士という設定がいまいちよく分からん。
そこがおもしろいのか？

>>20
覚めた目で見て面白いものなんてないだろう。

>>12
それはね、商品が中学生男子をターゲットにしてるから当然、
むしろ正しいことなんだよ






正しくないのはそれを読んで「厨過ぎてｗｗｗ」とか言って喜ぶ大人だ

あと２冊ぐらい出るのかな？
だらだらとは長くやって欲しくないが、やっぱりずっと読んでるから終わると
淋しいな。

4度目のアニメで完結編をやりそうだな。

続編あるかはおいといて、宗介とかなめの子育てなんかは読んでみたい
まぁ、ハッピーエンドで終わればだけどね…

>>25
出来上がるのが、ARMSのジャバウォックになりそうな・・・

一応長編が完結したらちょっとした外伝をだすらしいね
まぁこれだけ売れてりゃ富士見書房がほっとかないわな

本の王子様：「フルメタ」圧倒的強さで1位　「もやしもん」「3月のライオン」も上位へ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080227mog00m200058000c.html

原作は読む気になれん

もうちっとだけ続くんじゃ

で、外伝とか要求しちゃうんだろ？

短編集の方はたまにものすごく手を抜いた話とかたまにあるよな。
もうやる気のなさとかが文章に表れてるｗ

本編は割りと好きよ

ドルアーガの塔のシリーズ構成と脚本やるしなー
忙しそうだな

無理にオタ向けな要素入れなければ良作なのに。そこだけはもったいないな。

ラノベの中じゃトップクラスにおもしろい

>>34
萌えオタに媚びなければもっと面白くなったな
テッサももっとアクの強い燃えキャラだったら面白かった

つい一ヶ月前から読み始めて、もう全体の3分の2くらいまで読んでしまった。このペースで読めたのもその面白さ故かな
アニメも４期やるのか？最初からクライマックスになりそうな気がするがｗ

フルメタは挿絵はだめだがとにかく面白い

四季はメカだけ書いてりゃいいよ

作者が厨二病だから小説も厨臭いのか

>最新刊では、かなめは敵の手に落ち、

最新刊では、かめはめはに見えた

ストーリーはいいんだけど、文章がいまいちなんだよな

戦闘関連の作りはまあいいのだが。そこに厨臭い恋愛を絡めるのがちょっとねえ。

>>42
語彙が豊富じゃないし同じ慣用句や表現何度も使ったりと文章は決して上手な方ではないよな
>>43
まあラノベの恋愛なんてみんな厨臭いけどなｗ
ラブコメ要素入れずにガチガチのロボ路線で行ってたらこんなに売れなかっただろうしな