【オタク/コラム】一般社会からの視線に「これがアキバ系カルチャーだ!」と胸を張れるように… 地方へ拡散するアキハバラ

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1まっちょつるぎφ ★
「地方オタクのアキバ事情」連載コラム第2回
「拡散するアキハバラ その2」

1.地方への拡散 ―秋葉原という「特別」な街

 さて、筆者の<地方への拡散>という視点は、その前提として<秋葉原を中心とした一極集中型のカルチャー>の
存在を想定している。これに対して、いくつか反論をいただいた。オタク=秋葉原というイメージそのものが正確ではない。
秋葉原以外にもアニメや漫画が好きなオタクはたくさんいる、という指摘だ。
 たしかに、地方都市のアキバ系スポットの代表格である、大阪日本橋にも名古屋大須にも、それぞれ地域性があり、
必ずしも秋葉原の縮小コピーではない。秋葉原に行ったことがないオタクも地方にはたくさんいて、そういう人たちまで
「アキバ系」と総称されてしまうことには違和感もある。
 しかし、そのことを踏まえたうえでも、秋葉原という街は、以下の3点で、ほかのアキバ系スポットとは異なる特徴を
備えている。そして、それらの特徴により、秋葉原はこの文化圏における代名詞たりえてきた。

 3つの特徴とは、
・人の多さ
・先進性
・聖地としての性質
 の3点だ。

 2つ目が先進性だ。たとえば秋葉原で初めて常設店舗としての「メイド喫茶」が誕生したのは2000年〜2001年頃だ。
はじめは一種のジョークとして成立したメイド喫茶だが、新しい業態としてたちまち各地に波及してしまう。時系列で見ると、
その波及の早さが分かる。

 秋葉原を出発点として、地方に「メイド喫茶」という文化が波のように広がっていく様子がよくわかる。秋葉原は文字どおり
「アキバ系」カルチャーの発信地なのだ。また最近では、大阪日本橋などでも、秋葉原的な路上パフォーマンスを見かける
ようになった。秋葉原は、良くも悪くも、地方に対するリーディングケースとしての役割を果たしてきたと言える。
(ただしメイド喫茶の「お帰りなさいませ、ご主人様」という出迎えのスタイルは名古屋大須の「M's Melody」が発祥。
このように地方から生まれてくる要素もある。)

 そして、3つ目の特徴が、秋葉原の聖地としての性質だ。
 筆者は、1998年〜2003年までのあいだ、東京の上野界隈に住んでいた。1998年の時点で、すでに「秋葉原は心が休まる
特別な場所だ」という認識が、仲間内で共有されていた。ただし、それは単純に「アニメショップに行けば同類がいるから
安心だよね」というくらいの素朴な感情だったように思う。そして、そういう店舗が軒をつらねる秋葉原に、比喩として
「聖地」という呼び名を用いていた。

 ところが、「聖地」という比喩を与えられていたにすぎない秋葉原という街が、ある時期から本当の意味での聖地=アジールと
化していく。多くのオタクたちが、秋葉原を本当の聖地=アジールだと誤解しはじめたことは、秋葉原という街にとっても、
オタクたち自身にとっても不幸なことだった。
<秋葉原であれば、何をしても許される>という勝手な治外法権の意識が、いつの間にか、まかりとおるようになってしまったからだ。
こういう強烈なアジール性を持ってしまっている都市は、今のところ秋葉原以外にはない。
 現在の秋葉原は、秋葉原をアジールと勘違いしたオタクと非オタの「一見さん」が、奇妙なコントラストを描きながら不安定に
同居する街になっている。
>>2以降に続く)

引用元:アキバ総研
http://akiba.kakaku.com/column/0802/29/230000.php

関連スレ(コラム第一回)
【おたく】様々な場面で「自重できない」軽率なオタクも増え… 日本中に「拡散する秋葉原」 地方オタクのアキバ事情
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1199700253/
2まっちょつるぎφ ★:2008/03/01(土) 22:20:11 ID:???
2.変化する<二つのアプローチ>

 ところで、前回のコラムの<ライトオタクの増加>という点について、
「確かにライトオタクは増えてる」
 と、素直に肯いてくれた方もいれば、
「ライトオタクって何?」
 という疑問をもたれた方もいた。
 ライトオタク=若いオタク批判だ、という世代対立の議論だととらえた方も多いようだが、これはおそらく単純な
世代ギャップの問題ではなくて、実際、秋葉原に現れる「自重しない」オタクたちの年齢層はそれほど低くない。
 筆者自身は、このライトオタクという言葉を、知識やグッズの数の多寡ではなくて、この文化に対するへの
<愛着やこだわりの多寡>だと捉えている。たとえば筆者自身は、オタク的な知識は大したことはないのだが、
オタク的な趣味は、ほかの趣味では代替できないほど、生活のなかに食いこんでしまっている。筆者自身は、
自分のことをライトオタクだとは思わない。

 前回にも述べたように、こだわりが希薄なライトオタクが増えたのは、インターネットがより便利になり、
ハードルが低下したからだ。一方で、ウェブなどで一般人がアキバ系コンテンツにアクセスする機会も増え、
物珍しさで秋葉原を訪れる「一見さん」も増えた。これらは、いわば<非オタからオタクへ>のアプローチの変化だ。

 その一方で、<オタクから非オタへ>のアプローチにも、変化が起きている。
 ターニングポイントは、2005年だ。この年は、「電車男」がヒットしたことで、<非オタからオタクへ>の
視線の変化を象徴する年だが、同時に<オタクから非オタへ>の視線の変化をも象徴している。

 その代表的なできごとが、「ハッピー☆マテリアル」をめぐる一連の運動だ。
 これは、2005年に放送されたアニメ「魔法先生ネギま!」の主題歌「ハッピー☆マテリアル」(7つのバージョンがあり、
2月から8月まで毎月リリースされた)をオリコン1位にしようという運動で、ウェブ上で2ちゃんねるなどを中心に盛りあがった。
実際に、4月度はオリコン3位にまでこぎつけた。(個人的には1月度が好きだ。)

 この運動は、<非オタから注目されること>を意に介さないオタクたちの存在を、一挙に顕在化させた。
 たとえば1989年の宮崎事件の後遺症のような、オタクであることを後ろめたくおもう感情から決別し、全く能天気に、
ただの「祭り」として、これらのことをやってのけてしまったことに、この運動の意味がある。

 非オタ、すなわち一般社会からの視線を気にしない、というあり方は、のちの路上パフォーマンスやハルヒダンス
などへ引継がれていく。後ろめたさから決別し、表へと出ていくオタクたちの姿は、より世間の注目を集め、
いわばオタクが<可視化>した。

 いまアキバ系カルチャーに起きている変化のひとつが、前回も述べた<ハードルの低下>であり、もうひとつが
この<オタクの可視化>だ。つまり、現在のアキバ系カルチャーは、<非オタからオタクへ>のアプローチと、
<オタクから非オタへ>のアプローチの両方向から、接触の機会を深めつつあるのだ。
3まっちょつるぎφ ★:2008/03/01(土) 22:20:59 ID:???
3.閉塞の打破と、地方のゆくえ

 このコラムには一応、「地方オタクのアキバ事情」というタイトルがついているので、最後は地方オタクに
からめた話をしよう。

 筆者が地方のアキバ系スポットに望むのは、そこが地方オタにとって、いつまでも居心地のいい場所であって欲しい、
ということだ。しかも、できればそこにある一般社会と波風を立てず共存したい。それは、簡単なことのようで難しい。

 たとえば「おねがいティーチャー」の舞台で、いまも熱心なファンが数多く訪れる信州木崎湖や、「らき☆すた」で
一躍有名になった鷲宮神社などは、アキバ系オタクたちと地元住民が積極的にアプローチした例だが、どちらも、
大挙して押しよせたオタクに対して地元の側が歩みよったという印象が強く、必ずしもリーディングケースとは
言いきれない部分がある。東海一のアキバ系スポットである名古屋大須などは、もともと名古屋という個性的な
都市のなかでもとくにアクの強い繁華街だったため、秋葉原のようなアジール化の余地はすくない。しかし、
西日本最大の拠点である大阪日本橋では、少しずつ秋葉原のようなアジール化が進んでいるように感じる。

 現在のアキバ系カルチャーは<非オタからオタクへ>、<オタクから非オタへ>、両方向から接触の機会を深めている。
一方で、一般社会からの視線を気にせず治外法権的にふるまうアジール化は、アキバ系カルチャーをより奇異なもの
として映しだし、いずれはオタクたち自身の首をしめることになる。

 必要なのは、ライトオタクや一般社会からの視線に対して、「これがアキバ系カルチャーだ!」と胸を張れるような、
そんな文化を提示してみせることだ。そのために、ぼくたちはアキバ系カルチャーに対する愛着や誇りを、もう一度
確認してみる必要がある。

 実のところ、筆者はこのようにライトオタクが増え、非オタが興味本位で踏みこんでくる現状を、否定的には捉えていない。
 というのも、ライトオタクの参入や一般社会からの目線が、アキバ系カルチャーへの刺激として作用する可能性が
あるからだ。アキバ系オタクのなかで閉鎖的な再生産を続けるだけでは、この文化はいずれ袋小路に陥る。それよりも、
外からの刺激により生まれる、新しい動きに期待したいのだ。

 いま、個人のコンテンツ発信力は飛躍的な進化を遂げている。どこかの片田舎で、人知れずつくられたコンテンツが、
日本中を席巻するという事態が、ニコニコ動画などを舞台として、日夜繰りかえされている。地方発のイベントが生まれ、
秋葉原以上の盛りあがりをみせている例もある。地方に偏在するこのような発信者たちが、地域と調和しながら、
新しい風を呼びこんでいくことで、アキバ系カルチャーは次のステージに辿りつけるかもしれない。

 そのときこそ、アキバ系カルチャーは、もはや「アキバ系」という言葉ではおさまりきらない多様性を手に入れるだろう。

依頼
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1201939859/470
4なまえないよぉ〜:2008/03/01(土) 22:29:04 ID:f6pclOwp
2ゲット価値もないスレ
5なまえないよぉ〜:2008/03/01(土) 22:42:16 ID:6QmcXKMg
日本人が子供っぽくなってきた。
6なまえないよぉ〜:2008/03/01(土) 22:43:08 ID:P4MgFgMB
ばっかやろおま

俺は人様にとてもカミングアウトできないような文化を求めているというのに
7なまえないよぉ〜:2008/03/01(土) 23:18:59 ID:6YK/L6Ai
俺の住んでる痴呆市のエロゲー屋は、
横1m x 縦2mの看板に
この前までやるきばこ2のパケを拡大してはってたな。<総和
8なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 02:28:40 ID:SjyNnqHm
コンデンサをばら売りしてるのが秋葉原だ
9なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 02:37:37 ID:/Tz5AxtN
アキバ系カルチャーなんて、むしろ世間から認められるようになったらお終いだと思うが
あの手のものはあくまでサブカルの立場にあるからこそ、発展してきたんであって
あれがメインになるようじゃ、逆に日本の行く末が心配になる
10なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 03:01:07 ID:xovPIjx7
サブカルだから良いんだろうが
11なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 04:58:55 ID:ZghnYAO0
>>9 これまでサブカルだったものがメインになり、一方でまた新しいものがサブカルとして認知されてるんじゃないかな?>未来
12なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 05:09:46 ID:LpOrdohU
あじーるって言葉流行らないから
無理に使わないで下さい
13なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 05:26:05 ID:BHUyPMpb
キモイだけだから
あんまり調子に乗らんで下さい
14なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 05:32:57 ID:ADKXK9M7
と一般人を装うヲタが言いました。

つか『調子にのる』とかジェラスィ絡みのドキュソ妄想に巻き込まれるから来るなパンピー。
15なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 07:19:56 ID:fwEFpUdC
宇都宮は無理。
16なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 07:44:31 ID:mTAKwwFe
恥ずかしいw
17なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 08:22:51 ID:Kdk5tY9F
さすがにこんなことで胸張りたくない
18なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 08:58:50 ID:SdMvNVgz
メイド喫茶なんてどうでもいいんだよ。
アキバの神髄は牛丼サンボ。
19なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 09:46:52 ID:ADKXK9M7
コォヒい、カレエ、インタあネットは既に地下ひみつショップに。
20なまえないよぉ〜:2008/03/02(日) 15:47:20 ID:4HC6ouyl
キモクないヲタ文化に何の価値もねーよ
一般人もキレーな奴らばかりの秋葉原は楽しくないだろw
21なまえないよぉ〜:2008/03/03(月) 09:26:22 ID:9xNdmNRY
今のアキバは心が休まらん・・
22なまえないよぉ〜:2008/03/03(月) 09:37:20 ID:a4H1bxAy
だから早く新秋葉原を作れと(
23なまえないよぉ〜:2008/03/03(月) 10:09:43 ID:8MxzsjoA
長ったらしい記事だな
お前が自重しろ
24なまえないよぉ〜:2008/03/03(月) 17:54:11 ID:/Loj015L
結局、その街をわからない人間が開発をするとこんな惨状になるよ
ってモデルケースのひとつになったね
下北沢もそうなるんだろうなぁ…
25なまえないよぉ〜:2008/03/03(月) 18:31:33 ID:qS07WKFq
さっさと滅びろカス
26なまえないよぉ〜:2008/03/03(月) 19:40:44 ID:S2+1wdlJ
今の秋葉は昔の原宿と一緒
なんか渋谷池袋に勝ったんじゃねえの
金髪の兄ちゃんが闊歩してるよ。それと地味な男も混ざってる。
今までの若者の町ってハードルが高いんだよ。オサレにオサレを重ねてやっと行く資格がある感じで。
秋葉は寝起き姿でも構わねえ、つうかエロ漫画コーナーにはそんな男しかいねえ。
27なまえないよぉ〜:2008/03/03(月) 20:18:32 ID:4QU9IAh5
こないだ長崎に行った帰りに大村駅から空港行きのバスに乗ったんだが、
途中車窓からいきなりギャルゲーのポスターがベタベタ貼られたゲームショップが目に入って噴いたw
こんな地方でもオタ商売が成り立つんだなあとちょっと感慨深かったが
あの外観は自重した方が
28なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 01:05:59 ID:gEFhKWk5
秋葉で女装した奴2人ほど見かけた。
日曜ってこんなんかよ。
29なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 03:19:42 ID:mzr8RH6m
とりあえずオシャレしなくてもいいから、
制汗剤とかで汗くさいのは抑えて来て下さい
一本千円もしないんだし

それ以前に風呂入って体洗えばいいんだけどさ
(風呂入っただけだと汗臭いのと変わらん)

それだけでも『オタク=キモい』って認識変わるだろ

まあ以前に比べれば段違いに減ったけど<臭い人

だから余計に臭うんだけどね…
30なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 10:50:46 ID:jT08/Gid
>>28
浅草六区並みに日曜祝日と平日の落差が激しいよな
31なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 10:56:40 ID:TXxWQuF5
電車男が放送されてからアキバは変わった
普通に今カップルや家族が来ているからな
32なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 11:02:33 ID:U61P6Lr4
胸ははれなくていいから、秋葉を返してください。
33なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 12:08:29 ID:DtS/dcKy
秋葉原にわざわざ行く奴なんていないだろ。
池袋、新宿で十分品は揃う。
34なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 12:09:34 ID:U61P6Lr4
千葉からなら秋葉のほうが近いんだが。
35なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 17:43:52 ID:vYyLL5Vi
ヲタク系が好きでも、普通はそれを隠してるだろ

知り合いに知られたら人生終わるしな
36なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 17:56:43 ID:D5QChHOy
>>34
こりん星からだと秋葉なんて車で1時間の距離にあるからな
夏に冷えた車内から降りて店内に入るとマジで臭くてかなわん
37なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 18:11:39 ID:okOmkrJc
>>35
人生終わるって君はどういう環境にいるのだ?
38なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 18:12:59 ID:nsD5SfB9
>>36
茂原から一時間かよ!
39なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 22:02:44 ID:18Jz6p9l
>>27
「メ○ィアクラブ」だな
40なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 23:10:15 ID:gEFhKWk5
>>33
池袋ってなんかもう秋葉に負けてる。
つーかショーケース屋のエロ丸出しフィギュアなんて秋葉にしか売ってねえよ
高いけどさ
あとゲーセンなら確実に秋葉の方が質が高い。
41元ソフ&トレ:2008/03/04(火) 23:38:24 ID:xtyk4Knx
ハポ全盛期とアダルト屋が出来た数年前を知ってるけど、すっぱいスメルのヤツばっかり。エロゲ屋もパソコン屋も。
42なまえないよぉ〜:2008/03/04(火) 23:56:15 ID:jylihKsC
南米に攻め込んだスペイン人が何か言ってるな>1
43なまえないよぉ〜:2008/03/05(水) 01:33:55 ID:kMJR716L
自分がオタクだと思うならひっそりやろうぜ
44なまえないよぉ〜
今は日本橋とか大須の事をアキバ系と言うのか。