京都の美大出身のアニメーターで、
「機動戦士ガンダム」シーリズなどの作品を手がけ、
昨年9月に亡くなった逢坂(おうさか)浩司さんの追悼作品展が、
京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで開かれている。
逢坂さんは大阪府生まれで、嵯峨美術短大(現・京都嵯峨芸術大)在学中から
アニメ制作の現場に入り、1990年代を中心に、
テレビや映画の人気アニメのキャラクターデザインや作画監督を務めた。
最近も「鋼の錬金術師」などの人気作品に携わったが、
昨年、45歳の若さで亡くなった。
会場には、「機動戦士Vガンダム」「機巧奇傳(からくりきでん)ヒヲウ戦記」など
逢坂さんの手がけたアニメの原画など約180点を展示。
業績をたどる作品年表や、追悼メッセージを寄せるコーナーもあり、
訪れたファンが「素敵(すてき)な作品を残してくれてありがとう」などと文章を寄せている。
無料(ただし、ミュージアム入場料が別途必要)。9日まで。
水曜日休館。
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008022600105&genre=K1&area=K1C