2月2日、戸田市文化会館で「JAM Project JAPAN FLIGHT 2008 No Border」の公演が行なわれた。
「JAMのツアーとしては1年ぶり」とのことで、今回はブラジルからJAM Projectの「海外特派員」
ヒカルド・クルーズも参加。さらに今年はワールドツアーも計画されおり、本公演がその初日と
いうことになる。
まず最初は、新曲「No Border」からスタート。ステージのバックにあるスクリーンに曲のコンセプト
となるビジュアルが流れ、すでに待ちかまえていたかのような観客とともに熱唱。さらに「Rocks」
「STORMBRINGER」「限界バトル」と最初からトップギアで会場はおおいに盛り上がる。
さらに、「牙狼」や「未来への咆哮」などの定番ナンバーで会場のの一体感はさらに増すばかり。
会場のこのようすにきただには「客席、最高!」とうれしそうだった。
中盤のアコースティックコーナーでは、戸田市文化会館での活動についてのはなしにも触れられた。
ここは昨年のツアーでゲネプロ(通し稽古)に使われたホールで、大勢の客を入れて歌うのは
今回が初めてだったそうだ。影山はかつて戸田のジャスコでドラゴンボールZの曲を歌う営業を
していたことがあったと感慨深げに昔を振り返った。また、はなしがワールドツアーについて
触れられた際、きただには「『No Border』というスローガンをかかげて1年間、海外も含めて
ライブをしていきます。今も鼻血が出そうなくらいわくわくしてます」と期待に胸をふくらまし、
影山は「ワールドツアーもふたを開けてみないと分からないけど、今年最後までチャレンジ
していこうと思います。その最初に来てくれたみんな、ありがとう!」と感謝のことばを述べた。
そしてライブは最強のクライマックスに向かって進む。「Break Out」「VICTORY」「SOULTAKER」
と熱いナンバー3連発。客席を見るとほぼ全員総立ちで、メンバー以上に飛び上がっていた。
ラストは新曲の「HERO」で、世界中の子供たちや美しい自然、人々の笑顔などの映像をバックに、
ピースフルなノリで締めくくった。
と、ここで終わらないのがJAM Projectのライブ。アンコールのコールも「アンコール」ではなく
「MOTTO MOTTO!」という独特のもので、最初は小さかった声があっという間に「MOTTO MOTTO!」
コールに包まれる。そしていよいよメンバーの再登場。ヒカルドもノリノリで「アマゾンの力を込めて
ゴングを鳴らします!」と宣言し「GONG」のスタート。さらにJAM Projectとして初めて全員で
レコーディングしたという「鋼の救世主」で最初のアンコールは最高潮のまま終わる。
しかし、アンコールはやまない。さらなる「MOTTO MOTTO!」コールで2度目のアンコールとなる。
ラストといったらやはり「SKILL」だろう。SKILL部長こときただにのコールに合わせて「MOTTO MOTTO!」
の波が続き、スクリーンにも「MOTTO MOTTO!」という映像がでるなど、会場全体がここで
燃え尽きてもいいという最強のテンションのまま、初日はクライマックスを迎えた。
終演後、会場をあとにする客たちが、みんないい笑顔をしていたのも印象的だった。
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