【ゲーム】リボルテックキャラをマウスで簡単操作 「ストリートファイター オンライン マウスジェネレーション」発表

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1あやめφ ★
ダレットは本日(1月16日),マウスだけでプレイできる基本プレイ料金無料の新作オンライン
ゲーム,「ストリートファイター オンライン マウスジェネレーション」(以下,SFO)を発表した。
クローズドβテストは近日,正式サービスは今春開始予定。

■ マウスのみで操作できる「リボルテック」風のキャラクター

実はSFOは,“いわゆる対戦格闘アクション”ではない。その特徴としてまず目に付くのは,操作を
マウスのみで行えるという点。マウスを移動させれば,画面内のキャラクターも移動し,左クリックや
右クリックをすれば,画面内のキャラクターが攻撃を繰り出すのである。さらに,ストリートファイター
らしさに溢れる必殺技も,クリック&ドラッグ操作で発動できる。つまり,パッドやキーボードで複雑な
操作をすることなく楽しめるというわけだ。

なお,スクリーンショットを見ると,本作に登場するキャラクターが,人形のような関節を持っている
ことが分かるだろう。実は,これには理由がある。キャラクターのコンセプトが「リボルテック」なのだ。

リボルテックとは,海洋堂がリリースしているアクションフィギュアシリーズのこと。これは,
“リボルバージョイント”と呼ばれる独特の機構を採用したフィギュアのことで,関節の可動範囲が
広くなっており,自在なポージングが可能であるほか,ジョイント部の規格が決まっているため,
ほかのフィギュアとパーツを交換するといった楽しみ方も可能になっている。これがこのまま,
本作のキャラクターに応用されているのである。

そのため,キャラクター(アバターアイテム)は,着せ替えが可能なだけでなく,異なるキャラクターの
パーツ(部位)を“組み替え”られる。しかも,キャラクターの必殺技は,この部位に付く形となって
いるため,プレイヤーのカスタマイズ次第では,さまざまなキャラクターの必殺技を兼ね備えた
キャラクターを作り上げることができるという(そのためのパーツの一部が有料アイテムとなる模様)。

ちなみに,登場するキャラクターはストリートファイターシリーズのものだけでなく,武侠小説で
有名な中国の作家・金庸(きんよう)氏の作品の登場人物をモチーフとした,オリジナルキャラクターも
用意されているそうだ。

また,海洋堂は,SFOモデルのリボルテックをリリース予定なので,コレクターは楽しみに待っていよう。

4Gamer.net(一部略)
http://www.4gamer.net/games/046/G004606/20080115014/
http://www.4gamer.net/games/046/G004606/20080115014/SS/003.jpg
http://www.4gamer.net/games/046/G004606/20080115014/SS/019.jpg
http://www.4gamer.net/games/046/G004606/20080115014/SS/008.jpg
続き >>2
2あやめφ ★:2008/01/16(水) 14:15:10 ID:???
■ コメントや画像を“カットイン”して対戦! リプレイデータにコメント合戦!

SFOは,単にマウスで操作できてフィギュアと連動しているだけのオンラインゲームではない。
“カットインシステム”が採用されており,ゲームアクション時や必殺技の発動時に,事前に
“マイルーム”(プレイヤー専用ページ)で設定した任意のコメントや画像などを表示できる。
さらに,ゲームプレイ終了時にリプレイデータを保存し,プレイヤー同士で閲覧したり,再生画面に
コメントを挿入したりといったこともできるのだ。

つまり,とっておきの画像ととびっきりのフレーズなどをうまいこと組み合わせてゲームで遊び,その
リプレイデータをサカナにほかのプレイヤーとコミュニケーションをしまくる……といった楽しみ方に
対応しているのである。コミュニケーション機能としては,チーム戦のためのグループ結成システムも
用意されているようだ。

このほか,ログイン,ログアウト時やゲーム終了時,さらにはゲームプレイ時の背景やオブジェクト,
アバター,アバターアイテムなどを利用した,ゲーム内広告展開も予定されている。プレイヤーの
目に触れる場所を,広告主がどのように活用するのか(できるのか),これもまた興味深い試みと
言えるだろう。

SFOは,対戦格闘アクションを,非常にカジュアルに楽しめる作品になっている。何せ,マウス操作
だけで手軽に対戦が楽しめてしまうのだ。対戦格闘アクションについて,ある程度の“修行”を積んで
必殺技のコマンドや,コンボを覚えなければ,対人戦では満足に闘えない……といったイメージを
持っている人もいるだろう。実際そのとおりだと思うし,複数の人気タイトルにおいて,シリーズを
重ねるごとにゲームとして進化(深化)した結果,“一見さんお断り”になっているのもまた事実である。

もちろん,「複雑な操作をマスターした向こうにあるものこそが,対戦格闘アクションの楽しさ
なのだ!」という意見もあるだろう。それはそれで正しいし,きっとそういった猛者達の欲求は,
ストリートファイターIVが受け止めてくれるはずだ。

一方SFOには,新たな操作方法とパーツの“組み替え”システム,基本プレイ料金無料,
さらにコミュニケーション機能の充実といった方法で,これまであまり対戦格闘アクションに
接したことのなかった層や,ある時期に“引退”してしまった層を振り向かせようという狙いが
ありそうだ。それにしても,あの作品を,まさかこういう形でオンライン化するとは……。