◎羽織はかまで来場者出迎え 松茂・月見ケ丘海浜公園
羽織はかま姿のすだちくんが、松茂町豊岡の月見ケ丘海浜公園の管理棟で来場者を
出迎えていて、かわいい姿が評判となっている。
約一メートルのビニール製人形のすだちくんは、国民文化祭のPR用に県から配られた。
国文祭後の有効利用策として、季節ごとに着せ替えて楽しんでもらおうと、職員の近藤拓司
係長(33)が思いついた。今後も節分の鬼やひな祭りのお内裏さまに変身するという。
衣装は紙や布で作られていて、すべて職員の後藤恵子さん(27)による手作り。十二月は
ひげのあるサンタクロース、現在は正月らしく羽織はかまに身を包んでいる。
祖母と公園を訪れた最首(さいしゅ)亜希ちゃん(3つ)は「羽織はかまのすだちくんが
かわいい。次にどんな格好になるか楽しみ」と喜んでいた。
◎福袋持ち大黒天に 美波・うみがめ荘の「ひわさくん」
美波町日和佐浦の国民宿舎うみがめ荘のマスコット人形「ひわさくん」が福の神・大黒天に
変身し、打ち出の小づちと福袋を両手に持って、宿泊客を歓迎している。
ひわさくん(高さ約二メートル)は、すだちくん人形を再利用して作ったアカウミガメの
キャラクター。うみがめ荘の職員四人が赤い衣装を着せたり、ほおにひげを付けたりして
大黒天に衣替えさせた。
新春恒例の記念撮影用ボード(縦九十センチ、横百九十センチ)も設置。ウミガメとえとの
ネズミの顔がくりぬかれていて、訪れた子どもたちが穴から顔を出して遊んでいた。
徳島新聞
http://www.topics.or.jp/contents.html?NB=CORENEWS&GI=Kennai&ns=news_11996741154&vm=all 上:すだちくん、下:ひわさくん
http://www.topics.or.jp/system/data/news/11996741073.jpg