155万部を突破したお笑いコンビ「麒麟」田村裕(28)の描いた小説「ホームレス中学生」が、
「コミックホームレス中学生」(画・魚乃目三太 ワニブックス刊、定価838円)として来年
1月17日に発売されることが16日、分かった。
原作の「ホームレス−」は田村の自叙伝。今年の書籍年間ベストセラーで2位を記録するなど
タレント本としては破格の大ヒットとなった。
中学2年の時に自宅が差し押さえとなり、父親が子供たちに「解散」を宣言して蒸発。
田村が近所の公園で段ボールを食べて飢えをしのいだことなど“究極のサバイバル生活”を
つづっている。亡き母親への愛情など、心温まるエピソードもヒットの要因となった。
コミック版は9月に休刊となった吉本興業の青年漫画誌「コミックヨシモト」に掲載された2話に
6話分を書き下ろしで追加。「解散」「ウンコの神様」など計8話のエピソードと、田村自身の
インタビューが収められている。一家離散から公園を脱出するまでを描いた。
爆笑エピソード満載のコミック化に田村は「漫画に魂がこもっていて僕自身が感動しちゃいました。
小説を読んだ人もまだの人も多くの人に読んでもらいたいです」とPR。「漫画家の魚乃目三太さん、
ふざけた名前だけど、良い仕事してます」と、自分にそっくりのキャラにも愛着たっぷり。
子供も簡単に読める漫画とあってブームは来年も加速しそう。ウハウハの印税生活を送る
田村の笑いは当分止まりそうにない!?
Sponichi Annex
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