プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンとベネッセコーポレーションは11日、P&Gのおむつ
ブランド「パンパース」とベネッセの幼児向け通信教育「こどもちゃれんじ」が業務提携し、
共同販促活動を行うと発表した。
来春をめどに「パンパース」を「おすわり」や「はいはい」など子供の成長過程にあわせた
5段階に分け、「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター「しまじろう」のパッケージに一新する。
パッケージには、成長にあわせ、子供とのふれあい遊びやトイレトレーニングなどの情報も
盛り込む。また、来年3月に子育て支援情報などのコミュニケーションサイト「ハッピーおやこ.com」
も開設する。
提携について、P&Gの岩尾貴幸・ベビーケアジェネラルマネージャーは、毎日のおむつ替えの
時間を「親子の楽しいコミュニケーション時間に変え、新規需要を掘り起こしたい」と強調。
一方、ベネッセは新生児向けで約7割の高いシェアをほこる「パンパース」に着目。教材だけでなく、
「おむつ外れなど子育ての悩みにも応えることで、教育や生活支援の領域を拡大させたい」
(岡田晴奈執行役員)と提携の狙いを語った。
異業種の両社がタッグを組むことで、少子化による市場の落ち込みに歯止めをかけ、
顧客開拓につなげたい考え。
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071211/biz0712111810006-n1.htm