初詣でで「アニメおみくじ」=人気作品使い町おこし−埼玉・鷲宮町
初詣での参拝後に、商店街でアニメキャラクターのおみくじ入りクッキーはいかが−。
関東最古の大社「鷲宮神社」を擁する埼玉県鷲宮町では、アニメ「らき☆すた」を活用した
町おこしが話題を呼んでいる。
「らき☆すた」は、女子高生の普通の生活を描いた人気4コマ漫画。アニメ化された際、
主人公の双子姉妹が鷲宮神社に住むという設定のため、多くのファンが神社を訪れるようになった。
この人気に目を付けた鷲宮町商工会が、町起こしを計画。版元の角川書店の許可を受け、
同商工会加盟店がアニメにちなむ商品を製作、販売してきた。中でも今月2日から売り出された、
キャラクター入りの絵馬形のストラップは全国から購入希望者が殺到。
6700個が即完売し、生産が追い付かない人気ぶりだ。
同商工会の松本真治さん(30)は「多くの人が訪れるようになり喜んでいる。
新しい商品として地域に絡めると共に、既存の商品の売り上げ増にもつながれば」と期待を込める。
年末年始には通常の商品に加え、商店街で作者描き下ろし限定ポストカードやおみくじ入り
クッキーを、神社前の「大酉茶屋わしのみや」では作品にちなんだメニューをそろえる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007123000038