札幌の出版社が、「北海道貨物列車撮影地ガイド」という一風変わった本を二十七日、全国発売する。
貨物列車の通過情報などについてJR貨物道支社の協力を得て、編集された。鉄道ブームとはいえ、
主役が「貨物列車」の本が地方出版社から出るのは珍しいという。
出版するのは札幌市豊平区のエムジー・コーポレーション(後藤洋社長)。
中古車情報誌やガイド本で知られ、最近は写真集などの出版にも力を入れている。
これまでに鉄道に関する本を五冊出版したが、道内限定の内容でも、
インターネット経由で全国から注文が入ることに注目。
昨冬には道内の鉄道ファン十五人が共同編集した「北海道鉄道撮影地ガイド」を出版、
増刷も含め約八千部(うち道外約四千部)を売るヒット商品になった。
今回の「貨物列車−」は「北海道鉄道−」の第二弾という位置づけ。
興味を持つ鉄道ファンは多くても、一般に公開されることはなかった貨物列車の通過時刻、
けん引する機関車の情報提供をJR貨物から受け、前回に引き続きファン十三人がガイドを執筆した。
「単なるマニア向けの本にはしたくなかった」と編集責任者の岡田勝さん(42)。
撮影に熱中して周囲に迷惑をかけないよう撮影のマナーに触れたほか、道外の読者を想定して
車の冬道運転の注意点や、筆者お勧めの食事の情報読み物も充実している。税別二千二百円。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/51567.html ‘06年12月発行の「北海道鉄道撮影地ガイドBEST60+2」に続く、鉄道撮影地ガイド第二弾として
今回は貨物列車版の登場です。地元ファンが教える魅力の撮影地を一挙に紹介していることは
もちろんのこと、総力特集では石北本線DD51臨時貨物列車をクローズアップ。
本誌ではJR貨物協力の元、列車時刻表に載ることない貨物列車通過時刻を掲載!
またDD51・DF200・ED79機関車の使用順序図表など魅力ある内容が満載。撮り鉄ファン必携の一冊です!
エムジー・コーポレーション
http://www.mgc-p.com/contents/service/books/index.html