アサツーディ・ケイ(ADK)は、仮想世界サービス「Second Life」内で
アニメーション関連コンテンツの販売を行う施設「ADKアニメワールド」を
11月1日より運営する。ADKが9月19日に明らかにしたもの。
Second Lifeは、米Linden Labが2003年に開始したインターネット上の
3次元(3D)CG仮想世界サービス。同サービス内では、ドルと交換可能な
仮想通貨「Linden Dollars(リンデン・ドル)」で取引が行える。
7月13日には、専用クライアント・ソフトウエアの日本語ベータ版が公開された。
ADKは、独自開発のSecond Life対応デジタル著作権管理(DRM)技術「デジタル証紙」と
ライセンス許諾/管理システム「デジタル・ライセンシング・マネージメント・システム(DLMS)」
を利用し、「ADKアニメワールド」内の「ビジネスセンター」でコンテンツを販売する。
コンテンツに「デジタル証紙」を埋め込むと、不法な複製や転売を防ぐと同時に、
販売日時、品目、価格、買い手などの情報をDLMSサーバーで一元管理できる。
販売コンテンツは、当初「妖怪人間ベム」を用意し、ADKおよび関連会社の
オリジナル・キャラクタを順次提供していく。ADKアニメワールドには
「妖怪人間ベムの館」と「イベントスクエア」も設け、イベントなどを開催する。
またADKはデジタル証紙とDLMSを活用し、国内アニメーション・コンテンツ・ホルダーの
Second Life内におけるライセンス許諾業務を請け負う。
ADKでは、Second Life対応ビジネス・サポートやコンサルティング業務も実施し、
2008年内に約20件の案件取り扱いを目指す。
nikkei BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it07q3/545627/ ニュースリリース
http://www.adk.jp/news/2007/070919.html