8月30日に、東京・港区にある「スパイラルガーデン」で、PS用ソフト『FFVII』関連作品の設定
原画やイメージイラストを展示するイベント「FINAL FANTASY VII 10th ANNIVERSARY Gallery」
の、関係者向けレセプション・パーティが開催された。
「FINAL FANTASY VII 10th ANNIVERSARY Gallery」は、『FFVII』の発売10周年を記念した
展示イベント。『FFVII』をはじめ、モバイルアプリ『ビフォアクライシス FFVII』、映像作品
「FFVII アドベントチルドレン」、PS2用ソフト『ダージュオブケルベロス FFVII』、そして9月
13日に発売予定のPSP用ソフト『クライシスコア FFVII(以下、クライシスコア)』といった作品の
設定資料の展示や、各種プロモーションビデオの上映などが行われる。開催期間は8月31日
〜9月2日で、参加料は無料。
会場のスクリーンに、FFシリーズの紹介ムービーが上映された後、『クライシスコア』の動画が
公開。その後、スクウェア・エニックスの代表取締役社長・和田洋一氏が挨拶に立ち、
「20年前に『FF』が発売され、それから10年後に『FFVII』が発売されました。この作品は
ゲームとしてエポックメイキングだったと思います」と当時を振り返った。また同氏は、
「『FF』シリーズは、ゲームがどのように進化していくかを、掲示した作品だと考えています。
PSの優れた映像や音の表現力により、『FFVII』が誕生しました。10周年の今年は、今後の
10年を提示する年ということで、ワクワクもしていますが緊張もしています」と続けた。
その後、サントリーから「FINAL FANTASY VII POTION」プロジェクトの続報が明かされた。
同社は、ソフトの発売日と同日に数量限定特別パッケージ「FINAL FANTASY VII 10th
ANNIVERSARY POTION」をリリース。次いで、10月23日に「FINAL FANTASY VII POTION
キャラクター缶」を、11月27日にはキャラクター缶とフィギュアの同梱プレミアムBOX「FINAL
FANTASY VII POTION with TRADING ARTS Mini」を発売する。
「FINAL FANTASY VII POTION キャラクター缶」は、『FFVII』と「COMPILATION of FINAL
FANTASY VII」シリーズのキャラクターがデザインされており、20万ケースが発売される。
全16種類が用意されており、価格は200円(税込)。一方の「FINAL FANTASY VII POTION
with TRADING ARTS Mini」は、同シリーズのイメージイラストなどのグラフィックをデザイン
したもので、フィギュアが同梱される。フィギュアとイラストは各8種類が存在し、価格は
980円(税込)。ちなみに、こちらは100万セットが販売されるとのことだ。
パーティの最後には、アーティスト・絢香さんが登場し、『クライシスコア』の主題歌である
「Why」を歌いあげた。絢香さんは、「この『FFVII』というシリーズは、音と映像のコラボ
レーションが素晴らしい作品だと思っていました。そこに自分の声が入るのは凄いことです。
10周年という特別な年に関われたことを幸せに思い、いろいろなところで気持ちを込めて
歌っていくのでよろしくお願いします」と話し、レセプション・パーティは終了となった。
電撃オンライン(一部略)
http://www.dengekionline.com/data/news/2007/8/31/d256eb555eed237dd7fbdb01c144b519.html