◇ラブネマ:おしゃれで可愛く ネットで親友づくり
台湾で85万人が登録し、特に女性に圧倒的な人気を誇るオンラインゲームが
日本にも登場した。「ガールズ・コミュニケーション」と銘打って、おしゃれな
ファッションやインテリアなどのアイテムを豊富にそろえ、オンラインで親友
「アミーゴ」を作るというユニークなシステムで、男性優位のオンラインゲームが
多い中、話題を集めている。
プレーヤーは、性別を選んで、目の形や瞳の色、口の形、まゆげなど9カ所を
自分好みに設定し、キャラクターを作成。人間のハッピーエネルギーが集まっている
世界に降り立ち、幸せのエネルギーを満たすため、神父から託された「ラブボックス」を
手にゲームをスタート。オンラインRPGには必ずある「モンスターとの戦闘」は不要。
桜散る並木道や美しい海、雪に覆われた村など四季折々の美しい景色が広がる世界で、
友達を作って、一緒にお出かけしたり、ファッションやインテリアを楽しんだり、ルームシェアをして、
共同生活するといったコミュニケーションを中心に楽しむのが、ラブネマの最大の特徴だ。
ゲームでは、「満腹」「のどの渇き」「心の安定」「美顔」のステータスがあり、時間の経過で
減っていき、すべてのステータスがゼロになると、キャラクターにモザイクがかかって
ミニゲームに参加できなくなるので、ゲーム内通貨で食事や新しい服を用意する。
そのお金を稼ぐアルバイトは、コンピューターキャラにバイトを申し込み、電光掲示板を
背負って歩く「看板広告」とランダムに指定された荷物を他のプレーヤーに届ける
「宅配便」ができる。広告では、プレーヤー自身がお金を払って、自分のブログの
宣伝やギルドメンバーの募集などに活用できる。「宅配便」の送り先は、ランダムで
選ばれるので、ユーザーの「出会い」につながる。
女性が多いだけに、ファッションやインテリアのアイテムも豊富だ。浴衣やビキニ、
セーラー服など300以上のワードローブを用意。アイテム課金でも入手可能だ。
インテリアも300種類以上と充実。コーディネートのランキングも付けられるので、
自慢の部屋が完成したら、一般公開してみよう。
オリジナルのお菓子や服飾、家具を作るために「技能」を身に付け、ミニゲームで
経験値を高めれば、魅力的なアイテムが作れるようになる。さらに、学園に入学して、
「錬金術師」や「歌手」「モデル」などの職業を選び、レベルを上げていくと、特殊技能や
専用の衣装などが使えるようになり、楽しみが広がっていく。
ラブネマでできた友達を誘って、神父に証言してもらえば、「アミーゴ」になれる。
「初対面」から、「超なかよし」、最後は「ラブラブ」までレベルが10段階上がっていく。
「アミーゴ」とは、花火大会などの特別なイベントに2人で「おでかけ」できたり、互いの
部屋を模様替えしたり、特別なショップでアイテムが購入できる「ルームシェア」が
利用できるようになる。
また、多くの仲間が集まる「ギルド」に入れば、専用の島を持ったり、パーティーを開いたりと
ラブネマの世界をもっと楽しめる。所持金数の最大値が増えたり、伝言板でメンバーに
メッセージを送ったりできる。
07年2月のベータテストは、前代未聞の女性限定で実施し、登録ユーザーの6割が女性という。
「サクラ大戦」の広井王子さんが「ラブ・シネマ」から命名したといい、イメージキャラの
葉里真央さんがパーソナリティーを務めるネットTV「ラブネマTV」も放送中だ。
友達ができればできるほど、楽しめる要素が満載で、さまざまな「愛の物語」が
紡がれていくラブネマ。見ているだけでなく、一度主人公になってみては。(
>>2以降に続きます)
ソース(まんたんウェブ)
http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/08/post_1304.html ▽画像
http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/photos/20070828143431_1.jpg http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/photos/20070828143431_2.jpg ▽ラブネマ
http://www.e-jpnic.com/click/ClickCt.php?uid=7525 >>1続き
◇「おすすめは花火大会 生きている世界を実感」 渡辺洋介プロデューサー
ゲームのポイントは、「アミーゴ」を作ることです。「アミーゴ」をつくれば、特別のイベントが発生し、
それをこなすと「きずな」がより深まっていくという演出を用意しています。「アミーゴ」以外にも、
多くのユーザーとコミュニケーションが楽しめる「ギルド」や、きずなを深めていくイベントを
たくさん用意していますので、楽しんでください。
おすすめは、日曜日の午後7時から行われる花火大会です。みなさん、花火を見物しながら
アミーゴ同士で、まったりと会話を楽しんでいます。クエストと連動して、毎回最後に、
「ベストカップル」を表彰するのですが、参加者が選ばれた2人を祝福する様子も素敵です。
何よりも、大会の前後にたくさんのキャラクターが長い列を作って進んでいく姿を見て、
この世界が生きていることを実感します。花火大会を眺める 10分間が最近の“マイブーム”ですね。
女性に気軽に触ってほしかったので、女性限定のベータテストをするなど、変わった試みもしています。
今後は、運営の充実はもちろん、ゲームの雰囲気作りにも気を使っていきたいと思います。
http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/08/post_1304.html