「第十六回全国高等学校漫画選手権大会」(まんが甲子園)で最優秀賞に選ばれた高岡市
末広町の志貴野高校「ザ ☆ネットワーク部」の生徒五人が七日、母校に戻り、教諭らに
受賞報告をした。創部十年目で初の入賞が、日本一の最優秀賞という快挙。夏休み中で
静かな学校が恩師らの拍手で沸いた。
ことしのまんが甲子園は高知市で五日にあり、志貴野高の生徒たちは「テレビの世代交代」を
自由な発想と巧みな漫画で描き、高い評価を得た。
同部の全国大会出場は四回目、決勝進出は三度目。これまで入賞に一歩及ばず、受賞は
代々の悲願だった。今年も生徒たちは毎晩遅くまで美術室に残り、一度考えた案を何度も
練り直した。
部員の一人で小説家を目指す「ネタ担当」の広瀬崇光君(二年)は、色付けの作業に入ると、
パレットを洗ったり、ドライヤーをかけたりの裏方作業に徹した。どの部員も仲間の仕事を
手伝うなど助け合い、そのチームワークが念願の初入賞に結び付いた。
受賞報告で五人は、約三十人の教諭を前に緊張しながらも誇らしげな笑顔で並び、部長の
山田七静さん(三年)が「応援本当にありがとうございました」とあいさつ。顧問の宮浦淳
教諭(42)も「五つのお題のうち、最も自信のある二つが出された。先生方のアドバイスの
おかげ」と感謝の言葉を述べた。
清水正之校長は「やればできるということを証明してくれた。志貴野高が全国レベルに
なって大変うれしい」と全校の喜びを代弁した。
夏休み明けには全校生徒の前で報告会を開く。
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20070808/CK2007080802039548.html 関連スレ
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