7月11日から13日に米サンタモニカでゲーム展示会「E3」が開催される。例年は5月に開催され、
規模としても世界最大を誇っていたが、今年から大幅に縮小し名称も「E3 Media and
Business Summit」に変わった。この形式での開催が初めてということもあり、米国の
ゲーム関係メディアもゲーム会社側もかなり手探りな雰囲気である。
世界のゲーム業界では昨年まで、3月のゲーム開発者会議(GDC)が終わってから5月の
E3までの間に、様々なメディアへのリーク合戦が行われ、E3に向けてお祭り的な雰囲気が
盛り上がっていった。だが、今年はまったく雰囲気が違っている。
衣替えした今年のE3は完全招待制で、参加者は従来の10分の1の6000人程度の見込み。
開催まで2週間を切ったが、どこまで重要なニュースが発表されるのか読み切れない。
昨年までのE3が持っていた国際的なアピール力を維持できるのか、よくわからない状態にある。
今年のE3は、各展示ブースに置くマシンの台数も決められており、昨年までのような派手な
演出はみられなくなりそうだ。しかし例年と同じく、プラットフォームホルダー3社は
プレスカンファレンスを行う。10日にはマイクロソフト、11日には任天堂、ソニー・
コンピュータエンタテインメント(SCE)と続く。
今年大きく違うのは、その3社のプレスカンファレンス終了後の日程で、11日と12日に
大手パブリッシャーのプレスカンファレンスがびっしりと予定されているところだ。
ESAの発表によると、11日はEA、Activision、Midway、コナミなど。12日はTake Two、THQ、
UBI、バンダイナムコ、ディズニーインタラクティブと続く。各社の年末に向けた新作
タイトルのプレゼンテーションが行われると思われる。
IT-PLUS(一部抜粋)
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew000029062007 続き
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