横浜市中区の「横浜人形の家」の五月の入館者が二万九千七百七十六人を記録し、昨年五月の
ほぼ二倍に上った。一カ月の入館者数で、昨年四月のリニューアルオープン以来、最高を
記録した。同館では、開催中の「リカちゃん夢とあこがれの40年展」の集客力が大きく
貢献したとみている。
同館は、リニューアル前の二〇〇四年度の入館者が十六万千人だった。リニューアル後の
昨年四月二十二日から今年四月二十六日までのほぼ一年間の入館者は約二十万人に増えた。
リニューアル後に企画展などを充実させたことが功を奏したとみられる。さらに、今年四月から
始まった「リカちゃん夢をあこがれの40 周年展」の人気が高く、五月の入館者が増えたようだ。
同展では、一九七〇年代に元町発祥で一世を風靡した「ハマトラファッション」に身を
包んだり、八百八十一個のダイヤモンドがちりばめられたドレスを着たりしているリカちゃん
人形など約一千体が展示されている。七月八日まで。午前十時から午後六時。大人五百円、
小中学生百五十円。
神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijun070676/