リカちゃん人形が誕生してから今年で40周年を迎えたのを記念し、横浜市中区の横浜人形の家で
19日、歴代のリカちゃん人形を一堂に集めた「リカちゃん 夢とあこがれの40年展」が
始まった。1970年代に一世を風靡した「ハマトラファッション」姿の限定リカちゃん人形も
売り出された。
リカちゃん人形は1967〜71年のものが初代で、87年からの現行のものが4代目。
それぞれの代で、瞳が微妙に異なる。流行を採り入れた髪形やファッションで同じ代の
リカちゃん人形でも、様々なバリエーションがある。
横浜人形の家ではその時代に流行したレコードや雑誌などとともに、すべての代の人形
約1000点を展示している。中には、35周年の時につくられたダイヤモンド881個を
ドレスなどにちりばめた1億円の「ファンシーダイヤモンドリカちゃん」も飾られている。
1000個の限定販売「横浜元町リカちゃん」は、元町発祥の「キタムラ」や「フクゾー」
といったブランド店の協力で特別につくった。70年代に流行した「ハマトラファッション」を
着こなしている。1万2600円で、特別に設けた横浜人形の家3階「リカちゃんショップ」で
販売されている。
都内から来た主婦竹本恵子さん(48)は「10歳ぐらいの時、初めて買ってもらった人形が
リカちゃんだった。着せ替えして遊んでいたころを思い出した」と懐かしそうに話し、
「ハマトラファッションはあこがれだった」と横浜元町リカちゃんを買い求めていた。
7月8日まで。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news002.htm http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/img/news002_1.jpg