滋賀県彦根市で21日から始まった国宝・彦根城築城400年祭のキャラクターとシンボルマークを
商品に使いたいという企業などからの申請が相次いでいる。地元企業だけでなく、大手
企業からの申し込みもあり、件数はすでに350件を突破。さまざまなところでキャラクターの
「ひこにゃん」や彦根城のマークがお目見えしている。
主催者の同祭実行委員会によると、26日までに367件のシンボルマークなどの使用許可の
申請があった。昨年末時点で163件だったのが、特に今年に入り件数が急激に増え、3カ月も
たたないうちに倍以上になった。
利用目的は、旅行パンフレットやチラシなどへの印刷が多いが、グッズの製作も目立つ。
ひこにゃんのぬいぐるみのほか、ひこにゃんがプリントされたネクタイ、シンボルマークの
入ったバッグなど、同実行委のホームページで紹介しているものだけでも112点に上る。
また、彦根市に接する多賀町に工場を持つキリンビールは、缶に彦根城を描いた缶ビールを
20日から発売するなど、大手企業からの協賛も相次いでいる。
400年祭の記念PR宅急便伝票を作ったヤマト運輸滋賀主管支店(栗東市伊勢落)は「宅急便は
全国に送られるので400年祭の格好のPRになる。この機会に、地元の企業にぜひ利用して
ほしい」と話す。
シンボルマークの使用は、承認されれば企業も個人も無料でできるため、申請件数が
伸びているとみられ、同実行委は「400年祭をバックアップしたいという気持ちの現れでは。
シンボルマークなどを使って、多くの人が祭りを盛り上げてほしい」と話している。
京都新聞
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007032700089 関連スレ
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