「スパイダーマン」ヒットの理由は“美女とオタクの恋”?
3月1日、世界初となる30分の特別映像が上映され、さらに世界最速と
なる5月1日の日本公開決定が発表された「スパイダーマン3」。特別映像上映に
際して、主演のトビー・マグワイア、ジェームズ・フランコとともに来日した製作の
アビ・アラドは、マーベル・スタジオの会長兼CEO、マーベル・エンターテインメントの
チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務め、「スパイダーマン」はもちろんのこと、「X-MEN」
「ファンタスティック・フォー」「ゴーストライダー」などなど、数々のマーベル・コミック原作の
アメコミ映画を成功させた影の立役者だ。昨年6月からは自身の製作会社を設立し、
「スパイダーマン3」をはじめ、今後も続々と製作される多数のアメコミ映画に関わっている。
日本では本国アメリカほどヒットはしないアメコミ映画でも、「スパイダーマン」は別格だ。
その理由をアラドは「スパイダーマン=ピーター・パーカーが誰にでも共感できる
キャラクターだから」と言う。「彼は善人だけど決してクールじゃない。間違いを犯す人間臭さ
もある。最初は好きな女の子にも振り向いてもらえない冴えない男の子だけど、
メリー・ジェーンも次第に彼の良さに気づき、好意を寄せていく。つまり美しい女の子が、
オタクっぽい男の子に恋をするというストーリーも、みんなが惹かれる要素のひとつじゃない
かな」。美女とオタクの恋といえば、その極みは「電車男」だが、アメコミの世界でも、
その要素が遥か以前から描かれていたということか。
ソースから抜粋
http://www.eiga.com/buzz/070309/09.shtml