『BLOOD THE LAST VAMPIRE』は、2000年に北久保弘之監督のもとプロダクションI.Gが製作をした。セーラー服を着たヒロインがヴァンパイヤと戦う斬新なストーリーとハードなアクション、高度な作画で多くのファンを魅了した。 また、毎日映画コンクール大藤信郎賞や文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞するなど専門家からの評価も高い。 作品の人気と影響力は未だ衰えることもなく、昨年10月から今年9月まで作品のコンセプトを受継いだテレビシリーズアニメ『BLOOD+』も放映されている。
この『BLOOD THE LAST VAMPIRE』がフランスの映画会社パテ社により実写映画化されることが、今年11月に発表されている。 製作費は30億円、監督にロニー・ユー氏、ヒロインにチョン・ジヒョン氏と国際的な制作体制となっている。今回の上映はそれを記念したものになる。作品はDVDなどで観ることも出来るが、今回は大スクリーンで観る貴重な機会となる。