株式会社バンダイチャンネルと、米BANDAI ENTERTAINMENTは11日、現地時間の7日に
開始した米Amazon.comの動画配信サービス「Amazon Unbox」に、アニメコンテンツを
提供すると発表し、ラインナップを公開した。
「Amazon Unbox」は、PC向けの映画/テレビ番組ダウンロード配信サービス。
専用プレーヤー「Amazon Unbox Video Player」で視聴できるほか、WMV再生対応の
ポータブルプレーヤーで再生可能なファイルも同時にダウンロード配信するのが特徴。
映像のフォーマットはVC-1のAdvanced Profile、ビットレートは2.5Mbpsで、
米Amazonでは「DVDクオリティの画質」としている。
バンダイチャンネルとBANDAI ENTERTAINMENTは、このAmazon Unboxにサービス開始時から
以下の4タイトルを1話あたり3.99ドルで提供している。
* 「Mobile Suit Gundam SEED (機動戦士ガンダムSEED)」
* 「Outlaw Star (星方武侠アウトロースター)」
* 「Infinite Ryvius (無限のリヴァイアス)」
* 「Escaflowne (天空のエスカフローネ)」
さらに、今後の展開として以下のようなタイトルを配信する予定。
* 「Gundam SEED DESTINY (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)」
* 「Eureka Seven (交響詩篇エウレカセブン)」
* 「Mobile Fighter G Gundam (機動武闘伝Gガンダム)」
* 「Witch Hunter Robin (ウィッチハンターロビン)」
* 「My HiME (舞-HiME) 」
* 「SD Gundam Force (SDガンダムフォース)」
今回の取り組みについて両社は、「バンダイチャンネルが持つ、コンテンツの変換・
著作権保護などのオンデマンド配信ノウハウと、BANDAI ENTERTAINMENTの北米における
映像ビジネス経験を活かす」と説明。(中略)
バンダイナムコグループでは北米市場においても、玩具、パッケージソフト、
ゲームソフトなどの販売を行なっており、日本と同様に映像配信とマーケティング面での
連携を図ることで、コンテンツの認知を訴求し、相乗効果を生み出したい考え。
なお、テレビ放送後にネット配信を行なうサービスモデルは、米国でも
「交響詩篇エウレカセブン」で開始しているという。
AV Watch
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060911/bannam.htm