【ラノベ】ライトノベルこの1年 「ロードス」「フルメタ」強かった定番作家、新興勢力・大物新人も登場
1 :
( ´ヮ`)<わはーφ ★:
「電車男」やブログ本のヒットなど、05年の出版界は昨年の「世界の中心で愛を叫ぶ」(片山恭一)、
「いま、会いにゆきます」(市川拓司)などの“感動系”の純愛小説から一転、ネット発の気軽に
読める本がベストセラーとなった。そんな中、10代の読者を中心ターゲットにしたライトノベルは
相次ぐアニメ化や注目新人の登場のほか、06年から新規参入する出版社も複数出てくるなど、
出版界でも生きのいいジャンルとして拡大している。そんなライトノベル界の現状と展望は。
■出版点数、アニメ化作品の増加続く
電撃文庫、角川スニーカーなどいわゆるライトノベルと分類されるレーベルの05年の出版
点数は12月1日現在で約900点。04年の約800点に比べて増加しており、ジャンルとして
勢いがあることを裏付けた。
日本で1、2を争うライトノベルの売り上げを誇る東京・秋葉原の書泉ブックタワーの売り上げ
ランキングによると、1位は「ロードス島戦記」でおなじみの水野良の「呪縛の島の魔法戦士」
(富士見ファンタジア文庫)で、「新ロードス島戦記」(5巻)も5位に登場した。賀東昭二の
「フルメタル・パニック!」シリーズの最新刊「悩んでられない八方塞がり?」が2位、
「イリヤの夏、UFOの空で」でブレークした秋山瑞人の最新作「ミナミノミナミノ」が3位と続いた。
シリーズものや人気作家が安定した強さを見せた。 また、ラノベ原作のアニメの本数が増加
したことも今年の特徴の一つだ。高橋弥一郎の「灼眼のシャナ」、海原玲の「銀盤カレイドスコープ」
(集英社スーパーダッシュ文庫)などがアニメ化され、原作本のフェアが開かれるなど相乗効果も
生まれている。06年は、桑島由一の「神様家族」(MF文庫J)、谷川流の「涼宮ハルヒ」シリーズ
(角川スニーカー文庫)などのアニメ化が予定されており、ストーリーとキャラクターがしっかりした
定番シリーズのアニメ化路線はまだまだ続きそうだ。
>>2以降に続く
引用元:毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/manga/manganews/news/20051227org00m200083000c.html
■“W桜”精力的に活躍
今年、精力的な活躍を見せた作家といえば、デビュー数年の新興勢力といえる桜坂洋と
桜庭一樹の“W桜”が挙げられる。
桜坂洋は、コンピューターを駆使した魔法バトルを描いた人気シリーズ「よくわかる現代魔法」
(集英社スーパーダッシュ文庫)でブレーク、近未来における人間と侵略者の戦争を描いた
「All You Need Is Kill」(同)が本格SFとして高い評価を受け、オンラインゲームに熱中
する大学生を描いた「スラムオンライン」でSF小説の老舗・早川書房に登場。秋には小説新潮
(新潮社)で短編を発表するなど積極的にフィールドを広げている。
一方の桜庭一樹はファミ通えんため大賞出身で、「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」
(富士見ミステリー文庫)、「推定少女」(ファミ通文庫)など、少女と少女を取り巻く状況を
ドメスティック・バイオレンスなど社会的な要素も取り入れて描き、ライトノベルでは異色の
“硬派”だ。10月に刊行した「少女には向かない職業」(東京創元社)は思春期特有の心の
闇を描く青春小説で、ミステリーとしても評価され、「このミステリーがすごい!」(宝島社)でも
ランクインした。また、文芸誌「野生時代」(角川書店)でも連載を始めている。
2人は11月20日に開かれた「小説のコミケ」と言われる「文学フリマ」でも連名で同人誌を
発表するなどユニークな活動も話題となった。ライトノベルに詳しい文芸評論家の細谷正充さんは
「桜坂は、書きたいテーマをライトノベル向き、文芸向きのように書き分けることができる作家。
今後はこうした作家のセルフプロデュース力も必要だろう」と話す。
■新人賞総なめの日日日(あきら)は
新人では、不思議系少女とツンデレ美少女のダブルヒロインがネット上でも話題となった
竹宮ゆゆこの「わたしたちの田村くん」(電撃文庫)が7位にランクインした。ファンタジーや
SF要素のない純粋なラブコメ作家として、今後どう伸びるのか期待が集まる。
また、一際異彩を放ったのが日日日(あきら)だ。高校在学中に「私の優しくない先輩」で
第1回恋愛小説コンテスト(碧天舎)のラブストーリー大賞を受賞すると、角川スニーカー文庫、
ファミ通文庫(エンターブレイン)、MF文庫J(メディアファクトリー)などで新人賞を総なめにした。
とらえどころがなく、日本語をわざとくずしたような文体で中高生を中心に二十代前半までの
読者に圧倒的な支持を得て、「狂乱家族日記」シリーズ(ファミ通文庫)、「アンダカの怪造学」
シリーズ(角川スニーカー文庫)は早くも人気シリーズとなっている。
しかし、本人のインタビューもしたSF・ファンタジー書評家の三村美衣さんは「まだ無駄が多い」
と完成度に注文をつける。「希有な才能ではあるが、水泳にたとえるなら犬かきで猛スピードを
出している感じ。才能を吐き出しきってからが勝負といえるし、先は見えない。特に気になるのは
悪意や暴力性がむき出しになること」と指摘する。細谷さんも「彼を取り巻く状況は面白いし、
最注目であることに変わりはない」と前置きしたうえで、「才能は認めるが突出しているかどうかは
疑問」という。現在は専門学校に通いながら執筆活動にはげんでいる日日日が06年も驚きを
与え続けられるかが注目だ。
■新レーベル続々参入 成功のカギは
05年8月にゲームメーカーのコナミが参入したが、06年も新規参入するレーベルが相次ぐ。
現在、発表されているだけでも、ソフトバンクグループの出版部門ソフトバンクパブリッシングと
麻雀劇画で知られる竹書房の2社が参入予定だ。このほかにも水面下では、模型雑誌出版社や
ゲームメーカーなどが準備を進めており、06年にはこれまで以上の作品が書店に並ぶことに
なりそうだ。書泉ブックタワーでは棚を増やして売り場を拡張することも検討しているという。
こうした動きについて細谷さんは「一読者としては歓迎」としながらも、「失敗してこれまで
頑張っていたレーベルが巻きこまれてつぶれてしまうのが怖い」と危ぐする。三村さんも
「レーベルがつぶれるということはそれだけの本が死ぬということ。読者は新レーベルだから
といって注目してくれるわけではない」と安易な参入に警鐘を鳴らす。
成功するためにには何が必要なのだろうか。三村さんは、「立ち上げのときにどれだけいい
作家をそろえられるかが勝負。もしくは育てるかのどちらか」と編集部の地道な取り組みに
期待を寄せる。細谷さんも「3年は耐えないとダメ」としたうえで、「物語が書ける人が生き残る。
萌えとツンデレしかないのはもう勘弁」ときちんとした作家の育成の重要性を指摘する。
定番シリーズを持つ人気作家も売り出し中の“W桜”も「物語を書く」という基本ができている
うえでの成功だ。新規レーベルの増加が「物語が書ける」作家の育成につながるのか、06年の
ポイントになるだろう。
(了)
5 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 00:48:40 ID:GFq/PJYD
グイン・サーガやアルスラーン戦記は?
6 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 00:51:58 ID:GFHLlSO2
ラノベってなんかオタクくさい
男はエロゲ、女はホモ同人誌にいく過程までの誤魔化しの途中って感じがする
7 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 00:54:08 ID:GFq/PJYD
8 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 00:55:13 ID:ZCUioExW
フルメタのためだけにドラマガ買ってる状態・・・
9 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 00:56:44 ID:GFHLlSO2
>>7 ヘッドラインから来てるからここがどの板とか知らないや
オタ板ニュースだったんだね
失礼
10 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 00:57:06 ID:LsDoobRT
最近のラノベは萌要素とか意識しすぎてつまらん
ファファード&グレイマウザーの続編を越える和製ファンタジーはなかったな
和製ファンタジー……山田正紀「宝石泥棒」とか?
海原 零:銀盤のカレイドスコープ
渡瀬草一郎:空ノ鐘の響く惑星で
がお気に入り
13 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 01:15:01 ID:Aqd2T5Uf
>>10 分かるなぁ。男に媚びてる感じがしちゃってねぇ…。
関係無いけど、ラノベって作者後書きが書かれてる本が多い気がする。
あれがちょっと…。プロなら本編で全てを語って欲しい。
普通のヤツみたいに他の作家の感想・解説ならまだいいんだが。
14 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 01:17:16 ID:ht7S+ZAO
ロードス島戦記。すでに52版も版を重ねているお化け小説である。
ライトノベルと言われる本で、初めて単巻で100万部突破したのがこれなんだっけか。
なんにせよ、プレーンで癖が無く、悪く言えば『何の色も味もない特徴もない文体』だったから受けたのかもしれん。
話自体も、ありきたりと言っていい。
15 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 01:55:37 ID:qNZPM4i6
「マリ見て」しか読んでないんで、あとのタイトルわからん。
16 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 01:59:56 ID:qupzi847
高橋弥一郎の作品はシャナよりA/Bのほうが好きなんだが、続きが出る気配ねえ。
シャナも気に入ってるけどね。
17 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 02:44:28 ID:ueyGe7vw
銀盤のアニメ化は相乗効果あったのか?
ラグナロクは?近頃お話進んでるのかなぁ
リロイは今何してるところなんだろう・・・数年読んでないな
アルスラーン戦記とか創竜伝ってもう完結したの?
中学生くらいの時読んでたんだけど
シャナの設定がへぼすぎる
21 :
:2005/12/28(水) 06:23:56 ID:DzC+YBxg
グイン・サーガは100巻超えたのに。
新人だったら日日日しか思い浮かばない
23 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 06:36:07 ID:8yNrLzH3
>19
アルスラーンはこの間新刊が出たよw
蛇王ザッハークがそろそろ地上に降臨しそう。
>17
微妙にくらいはあったんじゃない?
時間も演出も酷かったしなぁ・・・
モノが良かっただけに残念だ。
つか、ラノベのアニメ化で成功した例って
最近無い気が・・・
25 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 08:20:34 ID:gVEcR4CC
フルメタはまあ成功例だろう。小粒だけど。
26 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 08:25:13 ID:nyCcigVJ
マリみても成功例に入れてよ
27 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 08:40:17 ID:3nP4Ok6D
そういや最近のラノベ原作アニメって何があったっけ。
てきとーに浮かんだもの↓
シャナ
カレイドスコープ
ぺとぺとさん
イリヤの夏
マリみて春
フルメタ
スターシップオペレーターズ
ラノベってイラストにも人気が左右されそ・・・。
29 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 09:10:10 ID:sF2UXSxB
ドクロちゃんの事も思い出してあげてください
30 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 09:14:27 ID:tIB3h/Eg
>>28 それはこつえー絵にしたらアホほど売れたイリヤのことか?
終わりのクロニクルって人気ないのかなぁorz
32 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 09:21:20 ID:kzAuM52r
クビキリシリーズはどこだ!
33 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 10:26:43 ID:E0cQRP2Q
>>28 逆にたまたま神坂一っていう新人を担当したら
作品の力でバカ売れ、
あれよあれよで大もうけして笑いが止まらない
あらいずみるい、ってのもいる。
34 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 10:44:51 ID:MN/Vztjr
萌えキャラ描きたいけど絵心がないのでラノベにしました。
誰か絵描いて。
な作品が多い。
35 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 10:52:59 ID:8HGCZH72
>>18 ヤスケンは今トリブラの続編を書いている、との噂あり
37 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 11:17:23 ID:Dz/VBiL0
ロードスってまだやってたのねw
38 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 11:21:11 ID:bGYaRLVW
ソードワールド「サーラの冒険」の新作って今年だったっけ?
40 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 12:55:27 ID:LsDoobRT
>>14 ロードス島戦記って元々、PCゲーム雑誌上で、おそらくWIZやURTIMAのルーツとしてのTRPGを紹介する意味合いで、
D&Dのリプレイを連載したのが始まりだから、シナリオは癖が無いようにしてある
その分、当時の会話はかなりマニアックな話題で盛り上がってたりしたがw
個人的には、ロードス島Uの読者募集モンスターのリビングアーマーが、リウィで大活躍なのに、
同時に採用した読者募集キャラの「古代泳法の達人?」シルヴァーが、まったくもってロードスに登場しないのが気になる
ふと思い出したが、「されど罪人は竜と踊る」のは、ラノベの中では良作だった
文章力が酷過ぎる。
擬音と台詞だけで戦闘をやられても・・・。
42 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 13:09:25 ID:4Gvl3Uph
↑あかほりさとる思い出したw
萌え絵付けておけばそれで(・∀・)イイ!!
みたいな考えが蔓延していそう。
ロードスか。懐かしき80年代終盤〜90年代序盤
つーかまだ続いてるのね
ラグナロクはもう恥ずかしい部類にはいってきてるなあ
ゲームのほうが有名すぎるし
46 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 18:21:02 ID:daNvdPYM
そういえば、ヤマモト・ヨーコは完結したのかな?
>>42 あかほりはパラパラ立ち読みするだけでも酷さが伝わるよな。
“ですます調”を連投とか初歩中の初歩であるタブーをやっちまってる。
そしてそれを直させない編集も編集。どんだけ糞なのか
48 :
なまえないよぉ〜:2005/12/28(水) 18:56:34 ID:tIB3h/Eg
49 :
中の人見習い補佐代理候補付 ◆Qw5aKYwoS6 :2005/12/28(水) 18:59:50 ID:9B8d9ezq
>>46 貴様は禁忌に触れた
それは置いといて五十嵐雄策と鏡貴也の名前が出てこないのには納得行かん
>>36 マジですか
つーかどこまで話進んだのかそろそろわすれちまいそうだぜ!
>>31 クセが強すぎるし、緊張感がイマイチ。
締めるところ、崩すところのメリハリをもう少しきっちりさせてほしかった
自分は好きだけどね。
「キーリ」シリーズも好きなんだけど、これは地味すぎるからなぁ…
黄金拍…いえ、なんでもないです。
ハイスクールオーラバ…あ、ごめんなさい。ごめんなさい。
ガルディー…ああ、許してください!
>>49 鏡はまだわかるとして、五十嵐の名前が出てくるのが自分にはわからん。
とても読みやすくはあるが、点でしか話を書けないじゃん。
引き出しもアキバとピアノだけだし。
でも両方とも買い続けている自分ガイル。
54 :
糞妻蘭 ◆muxaqny98o :2005/12/28(水) 21:38:37 ID:XvHqjpvb
木野の旅がなかなか出なくて寂しいわ。
∧_∧
(*θ∀θ)。年に1度…
(つ旦と)
と_)_)
しっかし男主人公一人に対し女キャラ複数という構図は
どうにかならんのか!!
>「イリヤの夏、UFOの空で」
これには誰も突っ込まないのかw
イリヤはラノベで一番好きな作品なのにorz
イリヤは四巻読んで凹んだ
痛くないラノベなぞラノベではない
時雨沢恵一のシリーズは?
ラノベの元祖はやっぱり「ソノラマ文庫」と「集英社文庫・コバルトシリーズ」かな?
ソノラマは「クラッシャー・ジョウ」シリーズあたりが有名。
コバルトは今でこそラノベ系ばっかり出しているけど、
昔は「ワタシの初体験」「ひと夏の経験」なんて感じの読者投稿の処女喪失ものなんかを出していた。
61 :
なまえないよぉ〜:2005/12/29(木) 12:42:53 ID:roSWLBVH
火浦功はまだ生きてるのか?
十二国記の新刊はいつ出ますか?
63 :
なまえないよぉ〜:2005/12/29(木) 15:51:56 ID:23pLzKG/
>>60 それより前に、『ねらわれた学園』とか『超革命的中学生集団』とかがあったはず。
>>31 最終巻のアレはもうちっと話題になってもいいと思う
>64
ミステリー界で言うと森博嗣並の執筆速度と京極夏彦並のレンガ本なのにね。
66 :
なまえないよぉ〜:2005/12/30(金) 05:10:07 ID:/XAqLk+W
>>65 文庫で1000円越えるラノベなんて初めて見た。
ほとんど鈍器だな。
>>56 何か読みにくいと思ったら・・・
「イリヤの空、UFOの夏」だよな
皇国の守護者の10巻は?
最後の審判の続きは?