発売中の写真週刊誌「FLASH」(光文社)が、大手レコード会社「エイベックス」
の“お家騒動”の関連特集をしている。
依田巽会長兼社長(64)を代表の座から引きずり降ろし、“次期社長”といわれる
松浦勝人執行役員(39)の 東京・田園調布に立つ大豪邸の写真を掲載しているのだ。
一昨年1月に建設されたこの邸宅は敷地面積478坪。地上2階、地下2階建てで、
邸内にはプールやディスコまである。
地下には車が30台は駐車できる駐車場も完備され、フェラーリなど高級車がズラリと
並んでいる。
小高い丘の上に立つ要塞(ようさい)のような邸宅は高級住宅街で知られる田園調布の
中でもひときわ異彩を放っている。
松浦氏はここに昨年11月に結婚した元モデルの畑田亜希(22)と今春生まれたばかり
の長女の3人で暮らしている。
総工費40億円といわれる“松浦御殿”。
その柱の一本一本はエイベックスに所属する浜崎あゆみ、安室奈美恵といった
人気アーティストたちが稼ぎ出したものだ。
「浜崎と安室の2人のアルバムだけで軽く2000万枚を売り上げている。金額にして
600億円以上。松浦氏はそんなレコード会社の創業者。40億円くらいはどうにでも
なるということでしょう」(レコード会社関係者)
昨年、一部マスコミで税金の滞納で豪邸が差し押さえられたと報じられたのが不思議だ。
松浦氏はエイベックスの総発行株式の13.2%を保有。
同社の株価は一連の騒動で大きく下がったが、それでも時価総額で100億円近い
大金持ちである。昨年度の推定収入は2億8000万円だ。
松浦氏が社長に就任するのは9月の臨時株主総会後といわれている。
神奈川の貸しレコード店をわずか15年で年商459億円(03年度)の企業にまで
押し上げた手腕をこれからはだれに気兼ねすることもなく発揮できる。
果たしてうまくいくか。豪邸の次に目指すものは何か。
松浦氏の成り上がりぶり、いやリッチぶりがあらためてわかる。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20040821150000/15397.html