【BM-MF30】日本通信b-mobile Part28【b-microSIM】
以上は「有線」「無線」の主語が明示されておらず極めて主張の分かりにくい表現ですが、まとめるとこうなります。
・有線はトラフィック増大で問題になることはない。
・スマートフォンでない端末の場合、無線帯域が逼迫すると自動調整機構で調整し、
「無線の」トラフィック破綻を回避している。
・スマートフォンの場合は、ネットワークでスマートフォンに自由自在に使う事を許してしまうと、
「無線の」トラフィックによる破綻が確実に起きてしまう。
これ自体は正しいですね。
しかしその後に、だから日本通信がスマートフォンで帯域の制限をかける、と展開している点に大きな事実誤認があります。
mnoなら、その様な理由で制限をかけるでしょう。
しかしmnoでなく、単なる一次利用者でしかない日本通信に、直接的にはそんな配慮をする義務はありません。
実際には、無線網の破綻回避の制限はインフラサイドの責任であり、mnoしかしていないはずです。
この部分はmnoが制限をかけたとしても、mvnoへのベストエフォートとして提供され、
契約に自主規制の文言でも無い限り日本通信が帯域制限をかける理由とはなり得ません。
では日本通信が制限をかける理由は何か?
それは、日本通信とdocomoの接続点(有線)のトラフィックが、契約を超えないようにする為です。
そして制限(QoS制御)もこの接続点近辺でしているはずです。