【プリペイド簡単接続】日本通信b-mobile【22】

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632いつでもどこでも名無しさん
<日経>◇米デル、日本でデータ通信参入

 パソコン世界2位の米デルは今夏にも、自社のパソコンを購入した時点ですぐに無線データ通信ができる新サービスを日本で始める。
通信ベンチャーの日本通信と提携、NTTドコモの携帯電話網を使ってサービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ぶ手法を
活用する。新たに発売する専用パソコンにはネット接続と通信料金の前払い機能を搭載。煩雑な設定や既存の通信会社との契約がなくても
サービスが受けられる。価格競争が激化するパソコン業界で、同様の取り組みが広がる可能性がある。

 パソコンメーカーが自前の通信サービスとパソコン販売を一体的に提供するのは初めて。このほど総務省にデータ通信事業への参入届を提出。
日本通信がNTTドコモから借りた携帯電話網をまた借りする形で、最大毎秒7.2メガ(メガは100万)ビットの高速データ通信を全国で提供する。

 専用のノート型パソコンは複数の機種を用意し、価格は現在のデル製品と同等の5万―20万円前後になる見通し。パソコン価格には
数時間分の通信料が含まれている。従来のように購入者が外付けのデータ通信専用カードなどを用意しなくても、いつでもどこからでも
ネット接続ができる。

 通信料をネット経由で簡単にチャージできる仕組みも導入する。現在、携帯電話会社などで主流の定額制データ通信サービスは
毎月数千円の通信料を支払う必要がある。デルの新サービスは利用する時間分だけ通信料を払うため、通信頻度の比較的少ない
利用者の需要が見込めるとみている。

 パソコン業界は「5万円パソコン」の登場などで価格競争が激化。ネット上のサービスに付加価値が移っており、ハードだけでは
収益確保が困難になっている。デルは使い勝手の良い新サービスの提供で、パソコン本体の付加価値も高めシェア拡大を目指す。